どこでも晴れたらワン歩

今回は玖珠・日田方面へと出かけました。


この日はりゅうママが一緒じゃなかったので、お家を出発したら途中休憩もせずに、ひたすら国道210号を日田方面へ向かって走り、玖珠市街地も素通りをして、前方の山の上に風力発電の風車が見えるところまで72ｋｍをノンストップで来ました。りゅうママが一緒だとこんな強行軍のドライブは絶対にできませんね（笑）




さらに先へと進んで、道の駅 慈恩の滝くす で最初の休憩をしたら、6月の初めにも訪れた日本の棚田百選に選ばれている 「山浦早水（やまうらそうず）棚田」 へと向かいました。




山浦早水棚田へは道の駅 慈恩の滝くす から県道704号を山の中へ向かって500ｍほど進んで、棚田がある集落へと続く狭い道へ入ります。前回訪れた時には気付きませんでしたが、途中には 「棚田の水車」 と書かれた水車もありました。




前回同様に集落内にある公民館に車を停めたら、さっそく展望台へ登ってみました。前回訪れた時には田植え前で水田には水が張られているだけでしたが、今回訪れてみると田植えの終わった田んぼでは、稲がすっかり成長して緑一色のきれいな景色になっていました。




ここはパンフレットでは棚田展望所が三ヶ所あると書かれていたので、別の展望所へも行ってみました。黄色い丸印が最初に登った展望所ですが、屋根とベンチがあるのはここだけで、他の展望所は見晴らしのいいところへ登るだけなので、特にどこが展望所とは決まってないようでした。ここからは来る途中で見た山の上に建つ発電用の風車も見えました。




この展望所は棚田の最上段と山林の境目付近ですが、この辺りの田んぼにはヒマワリやコスモスが植えられていたり、雑草が生い茂っている田んぼもありました。高齢化、過疎化の影響ですべての田んぼの手入れはできないんでしょね？




二ヶ所の展望所へ登ったら一旦集落へと下って、今度は反対側にある展望所へと向かいました。画像の右奥のほうに見えている棚田に先ほど登った展望所がありますが、こちらの展望所からは集落を取り囲むようにして棚田が広がっているのがよく分かりますね。




この時は時折強い風が吹いていましたが、風が吹くたびに少し伸びた稲の葉がたなびいて、風の動きが見えるようでとても見事な光景でした。
「山浦早水棚田」 のように狭い谷間を段々に耕して田んぼを広げた棚田は、ちょっと前までは普通に見られた田舎の景色でしたが、今ではこの様な光景を見ることはほとんどできなくなりましたね。



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