どこでも晴れたらワン歩

出水平野を出発したら鹿児島県最北端の長島町を目指します。


出水平野からしばらくはミカン畑が広がる山道を走って、海が見えてきたら黒之瀬戸海峡にかかる黒之瀬戸大橋を渡って長島町へ入ります。
 

 

黒之瀬戸大橋を渡ったところには道の駅・黒之瀬戸だんだん市場 がありますが、ここは帰りに寄ることにしてさらに先へ進みます。
  
 
  

道の駅・黒之瀬戸を過ぎるとすぐに道路は二手に分かれますが、このまま国道３８９号線を進んで道の駅・長島を目指します。国道３８９号線は道の駅・長島を過ぎた先にある蔵之元港からは海上国道となって天草諸島先端部の天草市牛深へと続いています。




国道３８９号線をしばらく進むと 『海映花壇』 と看板の立てられた見晴らしのいいところがあります。この日は生憎の天気でしたが、ここは晴れた日には東シナ海の果てしなく続く大海原と段々畑を同時に望める絶景スポットです。




海映花壇を過ぎてしばらくすると道の駅・長島に到着です。物産館はポテトハウスと名付けられていますが、長島町は九州一のジャガイモの産地として有名で、特に 『赤土ばれいしょ』 と呼ばれるブランド品のジャガイモが人気だそうです。ここへ来るまでの道中で見た段々畑も真っ赤な赤土の畑でした。




ここからは天草諸島の先端部にある天草市牛深が望めますが、ここも曇天の影響でイマイチの景色でした。




この画像は数年前にりゅう君と道の駅・長島を訪れた時のものですが、この時はとっても天気が良くて、牛深の市街地や横に細く伸びた熊本県最長の長さを誇る牛深ハイヤ大橋がくっきりと見えました。
 
 
 

長島町では町の一大イベントとして地域が一丸となって杉、竹や廃材などを利用して造り物を制作しているそうで、ここにはこんな大きな造り物が展示されていました。犬の造り物には『小浜の番犬ツン・ツン』 と書かれていました。この辺りには小浜という地名がありますが、ツンツンは西郷どんの愛犬ツンと関係があるんでしょうか？




そしてもう一体の太鼓を抱えた人間の造り物のほうは顔がとってもリアルでちょっと不気味な感じがしました（笑）
 



さっそく物産館に入りましたが、館内はこじんまりとしていて、道の駅のなかではかなり小さいほうですね。




今日はここのレストラン 『海鮮味処 魚島』 でお昼ご飯を食べる予定でしたが、事前に調べたら店休日が不定休となっていたのでちょっと不安になりながらここまで来ましたが、案の定この日はお休みでした。ちなみに店名は 『魚島』 と書いて ゛いおんじま ゛と読むそうです。


 

道の駅・長島の 『海鮮味処 魚島』で食事ができなかったので大急ぎで道の駅・黒之瀬戸だんだん市場 まで戻ってからお昼ご飯を食べますが、食事の様子は後回しにして先に道の駅を紹介します。
  
 
 

この建物が道の駅・黒之瀬戸だんだん市場 の物産館です。黒之瀬戸は道の駅の裏手にある海峡の名前だと分かりますが、゛だんだん ゛はこの辺りに段々畑が多いからでしょうか？それとも一部の地域で使われている方言の ゛だんだん＝ありがとう ゛からとったんでしょうか？




ここにも大きな造り物がありましたが、名前は良縁熊と書かれていました。ここは鹿児島県ですから 同じ熊でも ゛くまモン ゛はいないんですね（笑）




物産館の裏手の高台は黒之瀬戸の渦潮が見れる 『うずしおパーク』 という展望公園になっています。




うずしおパークから眺めた黒之瀬戸です。でもこの時は潮止まりだったのか？海面はとっても穏やかで渦潮は見れませんでした。




黒之瀬戸海峡の渦潮についての説明板です。説明板には日本三大急潮のひとつと書かれています。でも日本三大急潮については関門海峡、鳴門海峡、来島海峡、針尾瀬戸などがあってはっきりした定義は無いようですね。
 
 
 

今回は道の駅の周辺も含めてゆっくりと見物ができましたが、数年前にりゅう君と初めてここを訪れた時には天草市へ渡るフェリーの時間がギリギリだったので、ゆっくり見物する時間が無かったんですよね。

 


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