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鹿児島湾沿いの国道220号から山道の県道479号を登って霧島市へ入ったら、さらに先へ進んで曽於市へ入りました。


曽於市へ入ってしばらくすると鹿児島県曽於市大隅町岩川の国道269号沿いにある道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」の標識が見えてきたのでここに車を停めました。駅名になっている「弥五郎」とはこの地域に伝わる伝説の巨人「弥五郎どん」のことです。




駐車場の一角に立てられていた道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」の全体案内図です。ここは敷地面積が20haもあるとても広い道の駅で、敷地内には物産館の他に温泉施設や博物館、遊具コーナー、憩いの広場などもあって、一般的な道の駅の施設の物産館、レストランがあるところは案内図では右端のほんの一部分なんですよね。




ここは駐車場もとても広くて、この画像は駐車場の中ほどから撮影しましたが、物産館は奥のほうに小さく見えていて、ここから後ろを振り返るとこの2倍ほどの広さの駐車場があって、ここ以外にも駐車場があるので、普通車が327台と大型車が10台も停められるそうです。




駐車場に車を停めたらさっそく道の駅の建物へと向かいました。この建物は物産館に向かって右端にある休憩施設です。




休憩室内には畳敷きのスペースもあったので、靴を脱いで横になってゆっくりできるようでした。休憩室の一角には弥五郎どんの像もありましたが、この像は高さが2mほどしかなかったので、伝説の巨人じゃなくてミニ弥五郎どんって感じですね(笑)




休憩施設の横にあるのは物産館で「やごろう農土家市」と名付けられていました。




物産館の前には牛、豚、鶏の三段重ね?の像がありました。曽於市は曽於和牛、黒豚、薩摩鶏なども特産なんでしょうね?




物産館の前は大きな屋根になっていて、その下にはたくさんの花や野菜の苗が置かれていました。物産館内は昔ながらの直売所って感じでしたが、多くの特産品やお土産品などが並べられていて、この時の店内はたくさんのお客さんで大賑わいでした。




物産館前の屋根付きの通路を奥まで行ったところには、お食事処「黒豚料理 やごろう亭」があります。この日は定休日でしたが、以前ここを訪れた時には、やごろう豚を使った「やごろう御膳」と「やごろう豚味噌漬け定食」を食べましたが、どちらも全く臭みの無い柔らかい肉でとても美味しかった記憶があります。




ここにはこの様な案内板もあって、この道の駅には物産館やレストラン以外にも広い敷地内に色んな施設があるので、車で移動してこれらの施設へと向かいました。道の駅の敷地内を車で移動して他の施設へ行くところって珍しいですよね。




敷地内を車で移動すると正面にいくつかの建物が見えてきました。これらの建物は左から「子育て支援センター」、温泉施設の「弥五郎の湯」、弥五郎どんの大造り物が展示されている「弥五郎まつり館」です。そして建物の前には百台ほどの車が停められる駐車場がありました。




駐車場に車を停めたらまずは「弥五郎まつり館」へ行きました。館内はホールのようになっていて、中央部には身長が5mほどの巨大な弥五郎どんが圧倒的な存在感で立っていました。弥五郎どんの周囲には祭りの様子を再現したパネルなどもたくさんあって、大人も子供も大喜びしそうな感じでした。そしてここは入館無料です。




館内には螺旋階段のようなスロープがあって、弥五郎どんの顔を目の前で見ることもできます。弥五郎どんは鬼のような怖い顔をしていますが、何故か頭には可愛らしいツル?が乗っているので、どことなく愛嬌を感じるんですよね(笑)




ここには過去の弥五郎どん祭りの写真パネルもありました。弥五郎どん祭りは鹿児島の三大祭りの一つとして、例年11月3日に曽於市の岩川八幡神社で行われているそうです。本来なら年に一度しか見れない弥五郎どんをいつでも見れるのは嬉しいですね。




弥五郎まつり館で巨大な弥五郎どんの大造り物を見たら、建物の裏手の高台へと行きました。ここにはさらに大きな弥五郎どんの銅像が建っていました。




ここには弥五郎どんについて書かれたこの様な石碑もあって、この像は高さが15m、重さは39tもあるそうです。そして弥五郎どんの正体についても書かれていました。武内宿弥(たけしうちのすくね)は神功皇后を含む6代の天皇に仕えて360歳まで生きたといわれる神話上の人物です。そして隼人族(はやとぞく)は古代日本で九州南部を支配していた熊襲(くまそ)とも呼ばれた人々です。




そしてこの銅像の弥五郎どんも頭にはツル?が乗っていました。
弥五郎どん伝説はここ以外にも宮崎県の都城市山之口と日南市飫肥に伝わっていますが、山之口の弥五郎どんは頭から三股の槍が突き出していて、飫肥の弥五郎どんは烏帽子を被っているそうです。




この画像は数年前に都城市方面へ出かけた時に、宮崎自動車道の山之口SAで見た「山之口 弥五郎どん」のからくり時計のモニュメントです。山之口 弥五郎どんは三股の槍が頭から突き出ていて、真っ赤な顔をしているのでとても不気味なんですよね。



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