どこでも晴れたらワン歩

立野ダム展望所を出発したら立野駅へと向かいます。
 

立野駅へ向かっていると道路沿いに ゛立野名物 ニコニコ饅頭 ゛ と書かれた看板が見えてきます。ちょっと面白いネーミングのお饅頭ですが、創業が明治４０年というのが凄いですね。
 
 
 

展望所からはすぐに立野駅へ到着します。立野駅はJR豊肥本線と南阿蘇鉄道の駅ですが、熊本地震によって豊肥本線も南阿蘇鉄道も被害を受けて立野駅は営業休止中なので、今はどちらからの列車も乗り入れをしていません。
 
 
 

そして今回久しぶりに訪れたら、線路横のフェンスにはこの様な工事看板が立てられていて、駅舎の解体工事を行っていました。
 
 
 

以前はこのプラットホームの上に小さな駅舎がありましたが、今は跡形も無くなっていました。そして電車が通らなくなって赤く錆びたレールは廃線のようで寂しい感じですね。でもJR豊肥本線は今年の８月に、南阿蘇鉄道 高森線はちょっと遅れて３年後には全線開通の予定なので、新しい駅舎も近々建設が始まるでしょうね？




今回立野駅を訪れたのは、立野ダムのダムカードが貰える駅前のこのお店に寄るためです。ここは立野ダム展望所と道路沿いに看板の立っていた、立野名物 ニコニコ饅頭を販売している創業明治４０年の 『 ニコニコ堂 』 です。
 
 
 

今回はダムカードを貰ったついでに、阿蘇立野名物のニコニコ饅頭を買って帰りました。お饅頭は今では珍しい極薄に削った木の板（経木）に包まれていて、表の紙には南阿蘇鉄道の立野橋梁？の絵などが描かれていました。明治40年創業の歴史を感じさせるような包装ですね。
 
 
 

経木を開くと酒饅頭が８個入っていました。これでお値段は400円です。立野駅は何度も訪れたことがあって、ニコニコ饅頭の看板も何度か見ていましたが、お饅頭を買って帰ったのは今回が初めてです。
  
 
 

ニコニコ饅頭を半分に割ってみると、中にはこしあんが入っていました。 お味は普通の酒饅頭って感じでしたが、創業から110年以上も続いているってことは、地元の人や立野駅を訪れる観光客に愛されているお店なんでしょうね。 
南阿蘇鉄道が全線開通してトロッコ列車が再び乗り入れるようになったら、もう一度訪れてトロッコ列車の車内で食べてみたい気もしますね。
  

 
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