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南阿蘇村震災遺構の 「 数鹿流崩れ 」と 「 阿蘇大橋(残った橋桁等 」 を見物したら、復旧した国道57号線をさらに熊本市方面へと進みます。
 

数鹿流崩れにある駐車帯を熊本市方面へ向かって出発したら、すぐに新阿蘇大橋の取り付け部分が見えてきますが、新阿蘇大橋は来年の春に開通予定なので、道路標識の表示はまだ通行止めになっていました。




走行中の車から撮影した新阿蘇大橋と、その下流に見える阿蘇長陽大橋です。今年の8月に阿蘇長陽大橋を渡った時には新阿蘇大橋はまだ繋がっていませんでしたが、今は完全に繋がっていていました。ようやく新阿蘇大橋の全貌が見えてきたって感じで、開通が待ち遠しいですね。




復旧工事が終わって開通した国道57号線をさらに先へ進むと、右側に阿蘇立野病院が見えてきますが、この辺りまでが4年半もの間、通行止めになっていた区間です。熊本市方面から戻って来た時には、この数百mほど先にある交差点から、う回路の阿蘇長陽大橋へと右折して阿蘇盆地へと入っていたんですよね。




国道57号線の復旧区間を通り過ぎたらJR立野駅へ寄りました。ここはJR豊肥本線の復旧によってようやく電車が停車するようになりましたが、ここから高森町方面へと伸びる南阿蘇鉄道はまだ修復工事が終わっていないので、新しい駅舎の完成はもうしばらく先になるようです。




この時はちょうど九州横断特急(アラウンド ザ 九州)が、山腹を左側の熊本市方面へとゆっくり進んでいました。立野には急勾配の坂を前後に進行方向を変えて登坂、降坂するスイッチバッグがあるので、今電車が走っているすぐ下にはもう一本の線路があって、この電車はしばらくしたら、バックして画像の右下にわずかに見えている立野駅のホームへと入って来ます。




5分ほど待っていたらスイッチバックで高度を下げた電車が後ろ向きでホームに入って来ました。この電車はここを出発する時にはこのまま先頭車両を前にして来た方向へ戻るように進み、上の画像で電車が通っている線路は通らずにそのまま終点の熊本駅へと向かいます。




JR立野駅でスイッチバックで入って来る電車の見物をしたら、国道57号線を阿蘇盆地まで戻りますが、途中には新阿蘇大橋へと曲がる交差点を通ります。まだ開通していない新阿蘇大橋ですが、欄干部分にはすでに転落防止の柵が取り付けられているようでした。




さらに国道57号線を来た方向へ戻ったら阿蘇盆地へと入りますが、その手前には国道57号線と並行して走るJR豊肥本線の線路が見えます。この辺りは熊本地震以前には線路側に広い駐車帯があって、電車の撮影スポットにもなっていましたが、修復された国道57号線には駐車帯が無くなっていました。



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