「南阿蘇 水が生まれる里 白水高原駅」を出発したら、立野ダム展望所を目指して立野方面へと進みました。
しばらくすると道路沿いに鳥居が見えてきました。ここは「下田西野宮神社」という由緒ある神社ですが、社殿はかなり奥にあるので鳥居の位置からは社殿が見えなくて、その背後にそびえている阿蘇山だけが見えるので、阿蘇山が御神体のような感じがする神社ですね。
高森方面へ出かけた時には国道325号を走るので、この道路を走るのは数年ぶりですが、以前ここを走った時にはこの鳥居は熊本地震によって、この様な痛々しい姿になっていたんですよね。その後も気にはなっていたんですが、なかなかここを走る機会が無くて、ようやく修復後の姿を見ることができました。
「下田西野宮神社」を通り過ぎてしばらくすると、道路は南阿蘇村役場の前で県道149号へと出ますが、その先は国道325号を走り新阿蘇大橋を渡って立野ダム展望所へと向かいます。
国道325号を走って新阿蘇大橋のたもとまで来たら、新阿蘇大橋展望所「ヨ・ミュール」に車を停めました。この時は国道の両側にある駐車場はほぼ満車でした。阿蘇市の復興のシンボルともいわれる新阿蘇大橋が完成して2年になりますが、ここはもうすっかり観光名所になっていますね。
ここではトイレ休憩をしてすぐに出発しましたが、この様な説明パネルがありました。阿蘇盆地は四方を外輪山に囲まれていますが、立野の辺りだけは外輪山が途切れています。説明板にはかつては湖だった阿蘇盆地の外輪山を神様が蹴破ったので全ての水が流れ出して、勢い余った神様が尻もちをついて大地震が発生したと書かれていました。
新阿蘇大橋展望所「ヨ・ミュール」を出発したら、新阿蘇大橋を渡って国道57号へ出て熊本市方面へ進みました。天気の良い日だと前方に大津町の町並みがきれいに見えるんですが、この日は黄砂が酷くてぼんやり霞んで町並みはほとんど見えませんでした。
国道57号へ出たらすぐに左折して「立野ダム展望所」へ寄りました。ここはダム工事の進捗状況を何度もブログに載せていますが、今回訪れてみると展望所に車を停める前からダム本体が見えました。この光景だけを見ると立野ダムはもう完成しているように見えますね。
展望所に車を停めてから眺めた立野ダムです。まだ若干の工事は行われているようでしたが、大型重機などの工事車両はありませんでした。そして資材の運搬用にダム上部に張られていた太いワイヤーロープもすでに撤去されているようでした。
この画像は立野ダムが建設工事に入る直前に撮影したもので、画像の右端には展望所の一部も写っていますが、上の画像と比較すると景観が全く違いますね。
立野ダム工事事務所のHPによると、4月末時点で本体のコンクリート打設と、ダム頂部に架ける通行橋の橋脚工事は終わっていて、残る主な作業は橋桁を架けるだけのようでした。ダムの機能としてはほほ完成しているようですね。そして画像では分り難いですが、ダム本体の右上部のコンクリート壁には黒い二つの点のようなものが見えています。
望遠で撮影してみると二人の作業員が命綱を装着して、ダムの壁面で何かの作業を行っていました。立野ダムの堤高は87mで、30階建のマンションほどの高さになるので、命がけで危険な作業ですね。
立野ダムは治水を目的としているダムで、通常時は水を溜めない流水型ダムなので、本体底部には最下部に1ヵ所と、その上に2ヵ所の川の水を流す洪水吐があります。
最下部の洪水吐を望遠で撮影してみるとすでに水が流れていました。立野ダムは運用前に満水位まで水を溜めて強度などを確認する試験湛水(しけんたんすい)はまだ行われていませんが、この光景が通常運用時の状態なんですよね。
立野ダム展望所には撮影用の枠だけのパネルがあって、枠には四季折々の花などが描かれていますが、今回は冬でもないのに雪の結晶マークでした。今年の1月にここを訪れた時も同じだったので、ダム工事も終盤となって忙しくて、ここまで手が回らないんでしょうか?(笑)
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しばらくすると道路沿いに鳥居が見えてきました。ここは「下田西野宮神社」という由緒ある神社ですが、社殿はかなり奥にあるので鳥居の位置からは社殿が見えなくて、その背後にそびえている阿蘇山だけが見えるので、阿蘇山が御神体のような感じがする神社ですね。
高森方面へ出かけた時には国道325号を走るので、この道路を走るのは数年ぶりですが、以前ここを走った時にはこの鳥居は熊本地震によって、この様な痛々しい姿になっていたんですよね。その後も気にはなっていたんですが、なかなかここを走る機会が無くて、ようやく修復後の姿を見ることができました。
「下田西野宮神社」を通り過ぎてしばらくすると、道路は南阿蘇村役場の前で県道149号へと出ますが、その先は国道325号を走り新阿蘇大橋を渡って立野ダム展望所へと向かいます。
国道325号を走って新阿蘇大橋のたもとまで来たら、新阿蘇大橋展望所「ヨ・ミュール」に車を停めました。この時は国道の両側にある駐車場はほぼ満車でした。阿蘇市の復興のシンボルともいわれる新阿蘇大橋が完成して2年になりますが、ここはもうすっかり観光名所になっていますね。
ここではトイレ休憩をしてすぐに出発しましたが、この様な説明パネルがありました。阿蘇盆地は四方を外輪山に囲まれていますが、立野の辺りだけは外輪山が途切れています。説明板にはかつては湖だった阿蘇盆地の外輪山を神様が蹴破ったので全ての水が流れ出して、勢い余った神様が尻もちをついて大地震が発生したと書かれていました。
新阿蘇大橋展望所「ヨ・ミュール」を出発したら、新阿蘇大橋を渡って国道57号へ出て熊本市方面へ進みました。天気の良い日だと前方に大津町の町並みがきれいに見えるんですが、この日は黄砂が酷くてぼんやり霞んで町並みはほとんど見えませんでした。
国道57号へ出たらすぐに左折して「立野ダム展望所」へ寄りました。ここはダム工事の進捗状況を何度もブログに載せていますが、今回訪れてみると展望所に車を停める前からダム本体が見えました。この光景だけを見ると立野ダムはもう完成しているように見えますね。
展望所に車を停めてから眺めた立野ダムです。まだ若干の工事は行われているようでしたが、大型重機などの工事車両はありませんでした。そして資材の運搬用にダム上部に張られていた太いワイヤーロープもすでに撤去されているようでした。
この画像は立野ダムが建設工事に入る直前に撮影したもので、画像の右端には展望所の一部も写っていますが、上の画像と比較すると景観が全く違いますね。
立野ダム工事事務所のHPによると、4月末時点で本体のコンクリート打設と、ダム頂部に架ける通行橋の橋脚工事は終わっていて、残る主な作業は橋桁を架けるだけのようでした。ダムの機能としてはほほ完成しているようですね。そして画像では分り難いですが、ダム本体の右上部のコンクリート壁には黒い二つの点のようなものが見えています。
望遠で撮影してみると二人の作業員が命綱を装着して、ダムの壁面で何かの作業を行っていました。立野ダムの堤高は87mで、30階建のマンションほどの高さになるので、命がけで危険な作業ですね。
立野ダムは治水を目的としているダムで、通常時は水を溜めない流水型ダムなので、本体底部には最下部に1ヵ所と、その上に2ヵ所の川の水を流す洪水吐があります。
最下部の洪水吐を望遠で撮影してみるとすでに水が流れていました。立野ダムは運用前に満水位まで水を溜めて強度などを確認する試験湛水(しけんたんすい)はまだ行われていませんが、この光景が通常運用時の状態なんですよね。
立野ダム展望所には撮影用の枠だけのパネルがあって、枠には四季折々の花などが描かれていますが、今回は冬でもないのに雪の結晶マークでした。今年の1月にここを訪れた時も同じだったので、ダム工事も終盤となって忙しくて、ここまで手が回らないんでしょうか?(笑)
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