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ひとつだけ別記事を載せましたが、また山口県へ出かけた時の記事の続きの戻ります。
JR山陰本線の「特牛駅」を出発したら国道435号をさらに内陸部へと進みました。


これから向かうのは下関市豊田町にある道の駅ですが、標識には美祢(みね)とも書かれていました。美祢市といえばカルスト台地の秋吉台(あきよしだい)と、その地中に広がる鍾乳洞の秋芳洞(あきよしどう)が有名ですよね。ここを最後に訪れたのはもう10年以上も前なので、機会があればまた訪れたいところですね。




国道435号をさらに進んで行くと、この様な景色が見えてきました。周囲には人家が全く無くて、正面の山には風力発電の風車が十数基建っていましたが、この辺りはとても山深いところなんですよね。




しばらく人家も無いような道を走っていると、集落が現れて「旧殿居郵便局舎」と書かれた標識が見えてきました。ここは当初の計画には無かったところですが、歴史的価値観のある建物の文字に興味をひかれたので、車を停めて見物することにしました。



この建物が「旧殿居郵便局舎(とのいゆうびんきょくしゃ)」です。この建物は大正12年に建てられたそうですが、レトロな雰囲気のするとてもお洒落な建物ですね。




屋根の部分は八角形のドーム型をしていて、その上からは尖塔が突き出した郵便局舎とは思えないような見事な造りの建物でした。大分県内にも中津市耶馬渓の「旧平田郵便局舎」や、豊後大野市の「旧土師郵便局舎」などのレトロな郵便局舎がありますが、それらの建物よりもずっとお洒落で洗練された建物ですね。




ここにはこの様な案内板もありました。




旧殿居郵便局舎のすぐ横には現役の殿居郵便局もありました。




旧郵便局舎と現役の郵便局の間は駐車場になっていましたが、駐車場から旧郵便局舎を眺めるとこんな感じで、知らない人が郵便局の看板だけを見て訪れたら間違って古い建物に入りそうですね(笑)




旧郵便局舎の前には赤い郵便ポストもありましたが、今はもう使われていないようでした。




旧郵便局舎の裏手に廻ってみると白壁の大きな土蔵と、その横には民家もありました。でも人が住んでいる気配は全く無かったので廃屋のようでしたが、旧殿居郵便局舎と関係があるのかどうかは分かりませんでした。




旧郵便局舎の扉には「3世代揃い組」と書かれた写真パネルもありました。2代目の郵便局舎は取り壊されて駐車場になっていますが、1年間にここを訪れていたら3代の郵便局舎が揃った状態を見れたんですね。




すぐ近くには「旧殿居郵便局を譲ります」と書かれた看板も立てられていました。かつては国営だった郵便事業も郵政民営化によって、今では利益を追求する民間企業となったので、この歴史的に価値のある建物もいつまで見ることができるのか分かりませんね。




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