どこでも晴れたらワン歩

前記事で日向灘沖で海上自衛隊の訓練が行われていると書きましたが、お家へ帰ってＰＣを開いたら日向灘沖にはたくさんの自衛隊の艦船がいました。
 

画像に写っているのは１０隻ほどの掃海艇などですが、もっと画面を広範囲にしたら２０隻以上の艦船が表示されていました。
 
 
 

これは海上自衛隊のＨＰに載っていたものですが、これによるとアメリカ海軍、オーストラリア海軍を含めて２２隻もの艦船が機雷敷設、掃海等の訓練を行っているようでした。
 
 
 

前日に延岡市に鮎を食べに行ったばかりですが、海上自衛隊の艦船を見たくて翌日も頑張って日向市まで行きました（笑）今回は私一人だけだったので途中で休憩もせずにひたすら走って、道の駅・日向で最初の休憩です。
 
 
 

ここから日向灘の沖を眺めたら一隻の船が停泊していました。ちょっと見た目には空母のように見えますが、この船は輸送艦 『くにさき』 で、掃海訓練とは全く別の訓練のためにここに停泊しています。でも距離がちょっと遠いのと朝日が逆光になってシルエットになって鮮明に見えないのが残念ですね。
 
 
 

道の駅・日向を出発したら国道１０号線を南下して、次に寄ったのは神武天皇お船出の地として有名な美々津（みみつ）です。
 
 
 

ここから沖合を眺めたら先ほどとは別の大きな艦船が遥か南の沖に見えました。画像がボケボケですが恐らく掃海母艦の 『うらが』 と 『ぶんご』 です。そしてその間には一隻の掃海艇も見えています。 
 
 
 

美々津は日本海軍発祥之地といわれて、耳川の河口にある美々漁港のすぐ横にはこんな大きな石碑も立てられています。
 
 
 

石碑の横には内閣総理大臣、海軍大将 ゛米内光政 ゛と刻まれていますが、米内光政は日本で最後の海軍大臣となった人で、太平洋戦争には終始反対を唱えていたといわれる人です。
 
 
 

公園内に立てられていた『日本海軍発祥之地』 の説明板です。




美々津の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されていて、白壁土蔵の古い建物などが立ち並ぶ昔ながらの光景を見ることができます。




美々津を出発したら国道１０号線をさらに南へと下って日向市へ入り細島港に寄りました。港には２隻の掃海艇（艦）が停泊していました。この時はフェンスの中へは入れませんでしたが、この船は あわじ型掃海艦の２番艦 『ひらど』　です。ひらど は繊維強化プラスチック（FRP）製の新型掃海艦です。




ひらどのすぐ後ろには一回り小さな ゛掃海艇 ゛も停泊していました。この掃海艇は すがしま型掃海艇の１０番艇となる 『みやじま』 です。この掃海艇は先日別府に寄港した掃海艇『ひらしま』 と同じ木造船で甲板にある機雷処理用の機関砲も同じものを搭載しています。




掃海訓練の行われている海域は都農町の沖合のようなので、もう少し南へ下って道の駅・都農まで来ました。時間に余裕があればりゅう君と何度も訪れた都農神社や都農ワイナリーにも寄ってみたかったんですが、先を急ぐのでトイレ休憩を済ませたら早々と出発です。




道の駅・都農を出発したらすぐにJR日豊線の都農駅方面へと曲がって海が見える場所を目指します。海へ向かう途中には 『四季の味 うたげ』 があります。ここはりゅう君とお出かけをした時にお昼ご飯を食べたところなので 過去の記事 をクリックして下さいね。

 


 JR日豊線の都農駅を過ぎるとすぐに都農漁港入口の標識が見えてくるので、ここを左折して港へと向かいます。
 
 
 

都農漁港に到着して沖合を見たら２隻の大型艦と、画像には写ってませんがその周辺には数隻の小型艦がほぼ正面の位置に見えました。
 
 
 

大型艦の一隻には後部甲板にヘリコプターが乗っていました。この艦は掃海母艦 『うらが』 です。




そしてもう一隻の大型艦は掃海母艦 『ぶんご』 です。ちなみに掃海母艦は浦賀水道、豊後水道から名付けられていますが、掃海艇（艦）はすべて島の名前が付けられています。




この日は早い時間にここまでやって来たので、まだ太陽が低くて逆光のため艦船はシルエットばかりになってしまいました。もう２時間も待てば太陽が高くなって鮮明な画像を撮影できますが、これからLCAC（エアクッション艇）のビーチング訓練を見物するので大急ぎで日向市のお倉ヶ浜まで戻ります。



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