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足の傷はまだ完治していないので遠出はできませんが、昨日は大分空港と大分市を結ぶホバー(ホーバー)クラフト1号艇の「Baien(バイエン)」が国の検査を受けるために国東市の大分空港から大分市の西大分港(大分港 西大分地区)にある旅客ターミナルまでの定期航路を初航行?したので見物に行ってきました。


この日訪れたのは西大分港の「フェリー さんふらわー」が接岸する埠頭の先端部です。ここから東側を眺めると港を挟んだ対岸にホバークラフトの旅客ターミナルが見えます。完成予定は今年の12月なのでまだ工事の真っ最中でしたが、3隻のホバークラフトを格納する艇庫や、その前の上陸用のスロープなどはすでに完成しているようでした。




埠頭の先端部へ到着して沖を眺めながら数分も待っていると、ホバークラフトが爆音を上げながら港へと入ってきました。ホバークラフトと言えば、海上自衛隊のLCAC(エルキャック)をこのブログでも何度か載せていますが、かつて大分空港と大分市を結んでいたホバークラフトは2009年に廃止になったので、14年ぶりに見る民間のホバークラフトです。






ホバークラフトは全部で3隻納入予定ですが、今現在納入されているのは1号艇の「Baien(バイエン)」のみです。ホバークラフトの船名は公募によって豊後(大分県)の三賢人と称される人の名前から名付けられていて、それぞれBaien(バイエン:三浦梅園)、Banri(バンリ:帆足万里)、Tanso(タンソウ:広瀬淡窓)となっています。




ホバークラフトが目の前まで来た時に船体を見たら「Baien 大分」の文字が見えました。




目の前を通り過ぎたホバークラフトは旅客ターミナルの前まで進んでそのまま艇庫前へ上陸するのかと思いましたが、艇庫内やその周辺では工事を行っていたので、地上ギリギリの波打ち際で停止したようでした。




完成前の西大分港の旅客ターミナルと、その前で停止している最初に納入されたホバークラフト 1号艇の「Baien」です。今しか見られない貴重なショットですね。






しばらくするとホバークラフトは再び爆音と水しぶきを上げて、旅客ターミナルを後にして出発しました。




そして速度を上げると、あっという間に港を出て姿が小さくなって見えなくなってしまいました。ホバークラフトの運行を担っているのはタクシーで有名な第一交通産業ですが、HPによるとホバークラフトの最高速度は83km/h(45ノット)と載っていました。




これは大分空港が見える公園から撮影した画像ですが、下に見えるコンクリート舗装の部分がホバークラフトの通路で、西大分ターミナルでは上陸したホバークラフトはすぐに停止しますが、空港側では上陸後にこの通路をしばらく右へ左へと緩やかに流れるように動きながらターミナルへと進むので、他の乗り物では味わうことのできない不思議な動きを感じることができるんですよね。
9月10日は空の日で大分空港ではホバークラフトの見学会もあるそうですが、一足早く走行中のホバークラフトの勇姿を見れたのはラッキーでした。ちなみにこの日の大分空港ではF15戦闘機の展示も行われるので行ってみたいんですが、足の具合を考えたらちょっとムリなようですね。




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