どこでも晴れたらワン歩

高千穂の記事がしばらく続くので、別の記事をひとつ載せます。


一週間ほど前の台風１７号は幸いにも九州には上陸せず、大分県地方も夜のうちに強風域を抜けましたが、翌朝に大分港に行ってみると、こんな不思議な形をした船が停泊（避難？）していました。頭でっかちのとってもバランスが悪そうな船なので、沖合で台風に遭ったら大変だったでしょうね。 
 
 
  

この日は台風一過の晴天で別府湾から別府市街地方面を眺めたら、台風の影響で普段は穏やかな別府湾には白波が立っていましたが、画像の中央右寄りには一隻の艦船が停泊していました。
 
 
 

望遠で撮影したら海上自衛隊の護衛艦 『 あきづき 』 でした。台風を避けて別府湾に錨泊しているんでしょうか？ 2015年に大分県で震度５の地震があった時には同型艦の 『 てるづき 』 が別府国際観光港のすぐ沖に錨泊していたので、もしかしたら災害派遣に備えていたのかもしれませんね？
 
 
 

そして別府湾の出口のほうを見たらもう１隻護衛艦が停泊していました。画像ではよく分かりませんが、艦番号が１０９のように見えたので、護衛艦 『 ありあけ 』 のようでした。




そしてさらに別府湾の湾口のほうを眺めたら、もう１隻護衛艦がいました。でも距離が遠いのと、朝日が逆光になって船影がシルエットのように見えるだけで、艦番号も分かりませんでした。




 家へ帰ってマリントラフィックを開いたら、別府湾に停泊していた護衛艦は湾奥から 『 あきづき 』、『 ありあけ 』、『 あけぼの 』 の３隻でした。『 ありあけ 』 と 『 あけぼの 』 は、むらさめ型護衛艦の８番、９番艦、 『 あきづき 』 は あきづき型護衛艦の１番艦（ネームシップ）で、すべて佐世保基地の所属です。ちなみに 『 ありあけ 』 と 『 あけぼの 』 は１０月に相模湾で行われる観艦式の参加艦船で、『 あきづき 』 も昨日は横須賀に停泊していたので、この時は３隻で東京湾へ向かう途中での一時避難だったのかもしれませんね。
 
  
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