どこでも晴れたらワン歩

一週間ほど前の記事になりますが、この日は潜水艦の一般公開があったので別府国際観光港へ行きました。今回もちょっとマニアックな記事なので興味のない人は読み飛ばして下さいね（笑）


この日一般公開されたのは海上自衛隊の潜水艦ですが、一般公開が行わるよりもちょっと早く訪れてみると、岸壁ではすでに受付や展示物などの準備が整っていました。でも潜水艦は船体の大部分が海面下にあるので、船舶の一般公開とは違って、岸壁を見ても何を見物するんだろうって感じで、ちょっと寂しいですね（笑）




岸壁ではすでに見物の人たちの長蛇の列ができていたので、最後尾に並んでしばらく待っていると、公開時間になったのでこれから潜水艦の見物に向かいます。




この日一般公開されたのは、SS502 潜水艦「うんりゅう」です。この潜水艦はそうりゅう型潜水艦の2番艦として2010年に就役し、艦名は雲に乗り天に昇る竜を意味する想像上の生き物の「雲竜」に由来しています。




潜水艦うんりゅう の艦尾側です。斜めに伸びた2本の舵が見えていますが、これはX舵といって水面下でも同じように斜めに伸びたX型をした舵で、従来の潜水艦の十字型で水面上には真っすぐに伸びた縦舵が1本だけが見える潜水艦との外観上の大きな違いです。




艦首側です。潜水艦は船体の大部分が海面下にありますが、この画像を見ると水中に大きな船体があるのがよく分かりますね。




そして船体にはこの様な目盛り？が書かれていて、海面の辺りが8.2の数字になっていたので、船体のうち8.2mは海面下（喫水）にあることが分かります。この時は開放されたハッチから艦内を覗くこともできましたが、甲板からの高さはビルの3階に相当すると説明がありました。でも潜水艦は軍事機密の塊なので艦内の撮影は厳禁なんですよね。




潜水艦の甲板部はとても狭いので、一度に多くの人が見物できなくて、岸壁にはまだ長蛇の列ができていましたが、何気に沖合を眺めたら一隻の護衛艦が停泊していました。でも今回の艦艇一般公開にはこの護衛艦は含まれてなくて、ほとんどの人は気付いていないようでした。




潜水艦の見物が終わったら、帰る途中でこの護衛艦を見に行ってみました。この時はちょうど逆光だったのでうまく撮影ができませんでしたが、かろうじて艦番号の180が見えたので、この艦艇はイージス艦「はぐろ」でした。「はぐろ」海自が保有する8隻のイージス艦のなかでは最新鋭の艦船なんですよね。




イージス艦「はぐろ」は初めて見る護衛艦だったので、順光でもっときれいに撮影しようと田ノ浦ビーチへやって来ました。ここからは距離は遠くなりますが何とか順光で撮影ができました。




しばらく撮影を続けていたら、イージス艦「はぐろ」の後方を1隻のフェリーが通り過ぎて行きました。この船は別府市と愛媛県八幡浜市を3時間ほどで結ぶ宇和島運輸フェリーです。
余談になりますが、来月の下旬にはりゅうママと一緒にこのフェリーに乗って四国へ渡り、1週間ほどかけてマイカーで四国を一周する計画を立てているところなんですよね。



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