創作ダイニング「菜on(ざいおん)」で佐賀のソウルフードのシシリアンライスを食べたら、もう少しだけ武雄市内の観光をします。
この画像は武雄温泉駅の楼門口(北口)の広場にあった観光案内板の一部ですが、このすぐ近くには樹齢が3千年を超える大楠が2本もあるようなので、これからこの大楠の見物に向かいます。
最初に訪れたのは武雄神社にある「武雄の大楠」です。ここは武雄温泉駅から1kmほどの距離ですが、周辺には無料の駐車場がたくさんあって、私たちは「武雄の大楠」に最も近い武雄神社の駐車場に車を停めました。
車を停めたらまずは武雄神社の拝殿へと向かいました。ここが武雄神社の拝殿ですが、ここは駐車場からは歩いて5分ほどの距離で、参道の途中には「夫婦檜(縁結びのご神木)」と呼ばれる根本と枝先が融合したように見える大きな2本のヒノキもありました。
そして拝殿の前から振り返ると、潜ったばかりの鳥居が見えますが、この鳥居は「肥前鳥居(慶長鳥居)」といって、佐賀県地方だけに見られる珍しい鳥居だそうです。柱が下部に行くほど太くなっているのはすぐに分かりましたが、その他にも色んな特徴があるそうです。
武雄神社の参拝を済ませて、拝殿の左奥に行くと「武雄の大楠」の案内板がありました。
案内板の横には鳥居があって、この鳥居を潜って神社の裏手の山を登って行くと「武雄の大楠」へと行けるようでしたが、鳥居の扁額には神社名じゃなくて御神木と刻まれていました。
竹林に囲まれて整備された歩道を200m?も進むと歩道は行き止まりになって、正面に「武雄の大楠」が見えてきました。大楠は周囲を柵で囲われていたので根元までは行けませんが、全体がカメラに収まらないほど巨大な大楠でした。ちなみにこの大楠は樹高30m、幹回り20m、枝張りは東西30m、南北33mもあるそうです。
武雄の大楠の根元付近を見ると、岩のようにごつごつとした樹皮で覆われていて、中央部には大きな開口部があって、内部へと続く石段らしきものも見えました。空洞の内部は12畳ほどの広さがあって、奥には天神様が祀られているそうです。
武雄神社にある「武雄の大楠」を見物したら、直線距離で400mほど離れたところにある「塚崎の大楠」へと向かいました。ここは武雄神社に車を停めたままでも歩いて行ける距離ですが、近くには武雄市文化会館があるのでここへ車を停めました。
大楠への案内表示に従って文化会館を抜けると、この様な案内表示がありましたが、矢印の先は藪のようになっていて、どこに大楠へと続く道があるんだろう?って感じでした。
獣道のような狭い道をしばらく登って行くと、正面にようやく大楠らしきものが樹木の間から見えてきました。
これが「塚崎の大楠」です。この大楠は「武雄の大楠」と違って周囲に柵などは無いので、根元まで行って触ることもできますが、樹形を見ても分かるように本幹の大部分は落雷によって失われていて、見るからに痛々しい状態でした。
それでもたくましい生命力で、残った幹からは再び小さな幹が何本も空に向かって伸びていて、その先では大きく枝を広げていました。
この大楠は空洞の内部へ入ることもできたので、さっそく開口部から内部へ入ってみましたが、主幹のかろうじて残っている部分は、樹皮の一部なのか?あるいは根っこなのか?よく分からないような感じでした。
大楠の内部へ入って上を眺めるとぼっかりと穴が開いたような状態で、空洞部には陽が差し込んでいました。そして落雷で焼け残った?主幹の樹皮部分はまるで岩でできた壁のようになっていました。
「武雄の大楠」は立入禁止にして保護、樹勢回復措置が行われていますが、「塚崎の大楠」は地形的に樹勢回復作業が困難といわれているので、近い将来には朽ち果てて、姿を消してしまうのかもしれませんね?
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この画像は武雄温泉駅の楼門口(北口)の広場にあった観光案内板の一部ですが、このすぐ近くには樹齢が3千年を超える大楠が2本もあるようなので、これからこの大楠の見物に向かいます。
最初に訪れたのは武雄神社にある「武雄の大楠」です。ここは武雄温泉駅から1kmほどの距離ですが、周辺には無料の駐車場がたくさんあって、私たちは「武雄の大楠」に最も近い武雄神社の駐車場に車を停めました。
車を停めたらまずは武雄神社の拝殿へと向かいました。ここが武雄神社の拝殿ですが、ここは駐車場からは歩いて5分ほどの距離で、参道の途中には「夫婦檜(縁結びのご神木)」と呼ばれる根本と枝先が融合したように見える大きな2本のヒノキもありました。
そして拝殿の前から振り返ると、潜ったばかりの鳥居が見えますが、この鳥居は「肥前鳥居(慶長鳥居)」といって、佐賀県地方だけに見られる珍しい鳥居だそうです。柱が下部に行くほど太くなっているのはすぐに分かりましたが、その他にも色んな特徴があるそうです。
武雄神社の参拝を済ませて、拝殿の左奥に行くと「武雄の大楠」の案内板がありました。
案内板の横には鳥居があって、この鳥居を潜って神社の裏手の山を登って行くと「武雄の大楠」へと行けるようでしたが、鳥居の扁額には神社名じゃなくて御神木と刻まれていました。
竹林に囲まれて整備された歩道を200m?も進むと歩道は行き止まりになって、正面に「武雄の大楠」が見えてきました。大楠は周囲を柵で囲われていたので根元までは行けませんが、全体がカメラに収まらないほど巨大な大楠でした。ちなみにこの大楠は樹高30m、幹回り20m、枝張りは東西30m、南北33mもあるそうです。
武雄の大楠の根元付近を見ると、岩のようにごつごつとした樹皮で覆われていて、中央部には大きな開口部があって、内部へと続く石段らしきものも見えました。空洞の内部は12畳ほどの広さがあって、奥には天神様が祀られているそうです。
武雄神社にある「武雄の大楠」を見物したら、直線距離で400mほど離れたところにある「塚崎の大楠」へと向かいました。ここは武雄神社に車を停めたままでも歩いて行ける距離ですが、近くには武雄市文化会館があるのでここへ車を停めました。
大楠への案内表示に従って文化会館を抜けると、この様な案内表示がありましたが、矢印の先は藪のようになっていて、どこに大楠へと続く道があるんだろう?って感じでした。
獣道のような狭い道をしばらく登って行くと、正面にようやく大楠らしきものが樹木の間から見えてきました。
これが「塚崎の大楠」です。この大楠は「武雄の大楠」と違って周囲に柵などは無いので、根元まで行って触ることもできますが、樹形を見ても分かるように本幹の大部分は落雷によって失われていて、見るからに痛々しい状態でした。
それでもたくましい生命力で、残った幹からは再び小さな幹が何本も空に向かって伸びていて、その先では大きく枝を広げていました。
この大楠は空洞の内部へ入ることもできたので、さっそく開口部から内部へ入ってみましたが、主幹のかろうじて残っている部分は、樹皮の一部なのか?あるいは根っこなのか?よく分からないような感じでした。
大楠の内部へ入って上を眺めるとぼっかりと穴が開いたような状態で、空洞部には陽が差し込んでいました。そして落雷で焼け残った?主幹の樹皮部分はまるで岩でできた壁のようになっていました。
「武雄の大楠」は立入禁止にして保護、樹勢回復措置が行われていますが、「塚崎の大楠」は地形的に樹勢回復作業が困難といわれているので、近い将来には朽ち果てて、姿を消してしまうのかもしれませんね?
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