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佐賀インターナショナル バルーンフェスタは午後からも開催されますが、最大の見せ場のバルーンの一斉離陸を見たので、会場を後にして次の目的地へと向かいます。


バルーン会場を後にして次に向かったのは、ラムサール条約に登録されていて、有明海の干潟のみに生息する植物「シチメンソウ」の群生地の「東よか干潟(干潟よか公園)」です。




ここはりゅう君がいた頃に何度か訪れたところですが、今回久しぶりに訪れてみると、以前は無かった立派な展望台が完成していました。この建物は「東よか干潟ビジターセンター(愛称:ひがさす)」といって、2020年に完成した東よか干潟の価値や魅力を発信する施設だそうです。





さっそく展望台へ上がってみました。展望台は全面がガラス張りになっていて、外のテラス部分へも出ることができるようになっていました。




ここから眺めた南西方面の景色です。遠くに見える山並みは諫早市から島原市辺りでしょうか?そして手前には有明海の干潟(東よか干潟)が広がっていました。ちなみに「東よか」はこの辺りの地名で、漢字では「東与賀(町)」と書きます。




展望台からの眺めをしばらく楽しんだら、シチメンソウの群生地がある「東よか干潟」へと向かいます。




東よか干潟は展望台のすぐ目の前にある防波堤の先に広がっていますが、防波堤の上にも双眼鏡が設置された展望所があります。




防波堤にはこの様な看板もありました。シチメンソウは有明海特有の塩生植物で、満潮時には潮をかぶり、干潮時には干潟となる環境でしか生育できない貴重な植物です。




防波堤から振り返って眺めた干潟よか公園の展望台「ひがさす」です。展望台の足元には翌日に行われる「シチメンソウまつり」のためにたくさんのテントが張られていました。




これから防波堤の先にあるシチメンソウが保護育成されている場所へと向かいます。




シチメンソウはコンクリートの観察路で囲われた中の干潟で保護育成されていて、この時季は見事に紅葉してこの様に深紅の絨毯状態になりますが、この光景はこの時季にこの場所でしか見れないんですよね。




振り返って反対側を眺めてもシチメンソウの深紅の絨毯は果てしなく続いていましたが、数年前には原因不明の立ち枯れによって全滅状態になっていたのを、保護活動によってようやくここまで回復させることができたそうです。




シチメンソウをアップで撮影すると、普通の葉っぱとは形がかなり変わっていて ゛こん棒状 ゛などと表現されますが、私には赤くなった生のヒジキのように見えました(笑)




散策路の海側は干潟が広がっていて、僅かな湿地のような潮だまりにはたくさんのトビハゼがいました。有明海の干潟といえばムツゴロウが有名ですが、ここでは一度も見たことが無いんですよね。




この時は大潮の干潮だったのか?遥か沖まで潮が引いていましたが、沖のほうには自生?のシチメンソウが広がっていました。
以前ここを訪れ時には今のように干潟の沖のほうまで自生するシチメンソウは無かったような気がします。これも地道な保護活動を行った結果なんでしょうか?



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