針尾無線塔の見物をしたら佐世保市街地へと向かいました。
針尾無線塔からは国道202号、205号をしばらく走って、佐世保大塔ICから西九州道に乗って佐世保みなとICまで走りました。
佐世保みなとICで西九州道を降りると、目の前には佐世保港が見えますが、この時は対岸の倉島岸壁には海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が停泊していました。佐世保は明治時代から現在まで軍港として栄えているところで、横須賀、呉と並んで三大軍港のひとつなので、いつ訪れてもたくさんの軍艦（護衛艦）が停泊しているんですよね。
これから向かうのは佐世保市街地や佐世保湾が一望できる「弓張岳」です。弓張岳は佐世保市街地の西側にそびえる山ですが、登り口はとても分り難くて、米軍佐世保基地や自衛隊の基地の前などを通り過ぎた先にある狭い路地のようなところから山を登って行くんですよね。
街中の狭い登り口から山道へ入ると、弓張岳の山頂（展望台）までは曲がりくねった狭い道を4km以上も登って行きますが、道路が行き止まりになったところには広い駐車場があります。
駐車場には「西海国立公園」と刻まれた石碑がありました。西海国立公園は九十九島地域、平戸・生月地域、五島列島地域とに分かれていて、今回は五島列島地域以外の2地域を廻る予定なんですよね。
駐車場の横には弓張岳展望台の説明板もありました。展望台からは五島灘と九十九島、佐世保湾、佐世保市街地が望める大パノラマの展望台と書かれていました。
駐車場に車を停めたらさっそく展望台へと向かいました。展望台は画像中央の階段を登った先にあります。
展望台から眺めた佐世保湾です。画像の左の方には佐世保市の市街地が広がっていて、右奥の佐世保湾の出口側には先ほど訪れた西海市の島々も薄っすらと見えています。以前りゅう君とここを訪れた時には、雨上がりでモヤが出ていて景色がイマイチでしたが、この日は快晴の天気で、遠くは霞んでいましたが近くの景色はくっきりと見えました。
佐世保湾の最奥部です。港の向こう側にはトンネルを抜けた道路が三方に分かれているのが見えますが、ここは西九州道の佐世保みなとICで、先ほどはここで西九州道を降りたんですよね。そして道路を降りた正面には護衛艦「すずつき」がビルに隠れるようにわずかに見えています。
展望台のすぐ足元付近の佐世保湾を眺めると、たくさんの軍艦（護衛艦）が停泊していました。ここは立神岸壁と言って海上自衛隊の艦艇や米海軍の艦艇が何隻も停泊していました。まさに軍港って感じですね。手前に停泊してる煙突が2本見える大きな艦船は米海軍のドック型揚陸艦で、艦番号は見えませんでしたが、ニューオリンズとグリーンベイでしょうか？
そして佐世保湾の出口側を眺めると、ひときわ大きな艦船が湾の中央付近に停泊していました。
この日は黄砂の影響で空気が霞んでいたので、望遠で撮影した画像をかなり修正して色が少し変になっていますが、この艦船は米海軍の最新鋭の強襲揚陸艦「アメリカ」です。この艦船は排水量が45000ｔ超で、この姿はどう見ても空母そのものですね。前々日まではここに原子力空母「ニミッツ」が停泊していて、今回はそれを見るのも目的のひとつだったんですが、残念なことに前日には出港してしまったんですよね。
弓張岳は「九十九島八景」といわれる九十九島を望める展望台のひとつなので、西側を眺めると五島灘と九十九島の島々も望めましたが、ちょっと霞んでいて景色はイマイチでした。
しばらく展望台からの景色を楽しんだら周辺の散策をします。弓張岳は展望台の周辺もよく整備されていて、佐世保市の観光名所のひとつになっていますが、戦前、戦中は防空のために砲台が設置されていたので、その遺構をこれから見物します。
展望台から遊歩道を5分も歩くと砲台跡が見えてきます。説明板によるとここには指揮所を中心に2基の砲台があって、これは一番砲座跡だそうです。コンクリート壁にはいくつもの四角い穴が開いていますが、これらは全て弾薬庫で、砲身がどこを向いていても素早く給弾ができるようにこの様な形に設計されたそうです。
説明板にはこの様な写真も載っていました。ここに設置されていた大砲（高角砲）は、駆逐艦の対空用の主砲として開発されたもので、毎分19発の発射能力があったそうです。
今回は時間の都合で佐世保市街地はスルーしましたが、いつか機会があれば、以前りゅうママと訪れた時に食べた佐世保名物の佐世保バーガーや、レモンステーキをまた食べてみたいですね。
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針尾無線塔からは国道202号、205号をしばらく走って、佐世保大塔ICから西九州道に乗って佐世保みなとICまで走りました。
佐世保みなとICで西九州道を降りると、目の前には佐世保港が見えますが、この時は対岸の倉島岸壁には海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が停泊していました。佐世保は明治時代から現在まで軍港として栄えているところで、横須賀、呉と並んで三大軍港のひとつなので、いつ訪れてもたくさんの軍艦（護衛艦）が停泊しているんですよね。
これから向かうのは佐世保市街地や佐世保湾が一望できる「弓張岳」です。弓張岳は佐世保市街地の西側にそびえる山ですが、登り口はとても分り難くて、米軍佐世保基地や自衛隊の基地の前などを通り過ぎた先にある狭い路地のようなところから山を登って行くんですよね。
街中の狭い登り口から山道へ入ると、弓張岳の山頂（展望台）までは曲がりくねった狭い道を4km以上も登って行きますが、道路が行き止まりになったところには広い駐車場があります。
駐車場には「西海国立公園」と刻まれた石碑がありました。西海国立公園は九十九島地域、平戸・生月地域、五島列島地域とに分かれていて、今回は五島列島地域以外の2地域を廻る予定なんですよね。
駐車場の横には弓張岳展望台の説明板もありました。展望台からは五島灘と九十九島、佐世保湾、佐世保市街地が望める大パノラマの展望台と書かれていました。
駐車場に車を停めたらさっそく展望台へと向かいました。展望台は画像中央の階段を登った先にあります。
展望台から眺めた佐世保湾です。画像の左の方には佐世保市の市街地が広がっていて、右奥の佐世保湾の出口側には先ほど訪れた西海市の島々も薄っすらと見えています。以前りゅう君とここを訪れた時には、雨上がりでモヤが出ていて景色がイマイチでしたが、この日は快晴の天気で、遠くは霞んでいましたが近くの景色はくっきりと見えました。
佐世保湾の最奥部です。港の向こう側にはトンネルを抜けた道路が三方に分かれているのが見えますが、ここは西九州道の佐世保みなとICで、先ほどはここで西九州道を降りたんですよね。そして道路を降りた正面には護衛艦「すずつき」がビルに隠れるようにわずかに見えています。
展望台のすぐ足元付近の佐世保湾を眺めると、たくさんの軍艦（護衛艦）が停泊していました。ここは立神岸壁と言って海上自衛隊の艦艇や米海軍の艦艇が何隻も停泊していました。まさに軍港って感じですね。手前に停泊してる煙突が2本見える大きな艦船は米海軍のドック型揚陸艦で、艦番号は見えませんでしたが、ニューオリンズとグリーンベイでしょうか？
そして佐世保湾の出口側を眺めると、ひときわ大きな艦船が湾の中央付近に停泊していました。
この日は黄砂の影響で空気が霞んでいたので、望遠で撮影した画像をかなり修正して色が少し変になっていますが、この艦船は米海軍の最新鋭の強襲揚陸艦「アメリカ」です。この艦船は排水量が45000ｔ超で、この姿はどう見ても空母そのものですね。前々日まではここに原子力空母「ニミッツ」が停泊していて、今回はそれを見るのも目的のひとつだったんですが、残念なことに前日には出港してしまったんですよね。
弓張岳は「九十九島八景」といわれる九十九島を望める展望台のひとつなので、西側を眺めると五島灘と九十九島の島々も望めましたが、ちょっと霞んでいて景色はイマイチでした。
しばらく展望台からの景色を楽しんだら周辺の散策をします。弓張岳は展望台の周辺もよく整備されていて、佐世保市の観光名所のひとつになっていますが、戦前、戦中は防空のために砲台が設置されていたので、その遺構をこれから見物します。
展望台から遊歩道を5分も歩くと砲台跡が見えてきます。説明板によるとここには指揮所を中心に2基の砲台があって、これは一番砲座跡だそうです。コンクリート壁にはいくつもの四角い穴が開いていますが、これらは全て弾薬庫で、砲身がどこを向いていても素早く給弾ができるようにこの様な形に設計されたそうです。
説明板にはこの様な写真も載っていました。ここに設置されていた大砲（高角砲）は、駆逐艦の対空用の主砲として開発されたもので、毎分19発の発射能力があったそうです。
今回は時間の都合で佐世保市街地はスルーしましたが、いつか機会があれば、以前りゅうママと訪れた時に食べた佐世保名物の佐世保バーガーや、レモンステーキをまた食べてみたいですね。
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