今回は竹田市方面へ出かけました。
竹田市へ入って最初に寄ったのは、日本一美しいダムともいわれる 『 白水(はくすい)ダム 』 です。白水ダムへはいくつかのルートで行けますが、今回は国道57号線で竹田市街地を抜けて、玉来(たまらい)地区から山の中へと入りました。この道路沿いには郷土人形の 『 姫だるま 』 を竹田市内で唯一作っている 『 ごとう姫だるま工房 』 もあります。
狭い道をしばらく山の中へと進んで行くと、道が二手に分かれてどちらの道を通っても白水ダムへ行けるようです。でも左折する道は駐車場から徒歩800mと書かれていたので、ここは直進ですね(笑)
しばらく進んでいると道はまた二手に分かれて、ここから先の2.5kmほどは車一台がやっと通れるほどの狭い道になります。
対向車とすれ違うこともなく無事に白水ダムに到着です。ここは人家も全く無い山の中ですが、広い駐車場があって、駐車場からは徒歩200m?ほどで白水ダムに辿り着きます。
さっそく白水ダムの見物ですが、前回りゅう君と訪れた時に比べて水量が少なくて、堤体を見たら所々水の流れていないところがありました。
この画像はりゅう君と訪れ時のものですが、普段はこのようにダムの堤体全体から均等に真っ白い水が落ちています。今はちょうど田植えの時季なので、田んぼに水を引いているので水量が減少しているんでしょうか?
近くまで行ってみました。白水ダムは堤高が13.9mありますが、日本の河川法では堤高15m以上をダムと定義しているので、白水ダムは正式にはダムじゃなくて 『 白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい) 』 というそうです。
流れ落ちる水量が少なかったのはちょっと残念でしたが、普段は見れない堤体表面のブロック積みされた構造などを見れたのはラッキーですね。
この辺りは地盤が弱いところなので、本体の基礎部分が崩壊しないように、水が緩やかに分散されて、また水流同士がぶつかって勢いを弱めるように設計されているので、堰堤を越えた水は空気を含んで、真っ白いレースのカーテン状になって緩やかに落ちていきます。まさに芸術的な美しさですね。
白水ダムは堰堤の両側に階段状の石積みの歩行部分があって、すぐ下流側にも川を渡る通路のようになった部分がありますが、ここから先は事故防止のために立入禁止なんですよね。先ほどの標識が二つあったところを左折すれば、ダムの向こう側に出てダム湖も眺められますが、ここからだと8kmほど大回りすることになるので、対岸へ行くのはちょっと大変ですね。
ちなみに対岸からはこんな景色が見れます。
この画像はりゅう君と訪れた時のものです。白水ダムは芸術的な美しさのダムで、テレビCMにもなったほどですが、ここへ辿り着くまでの道がちょっと狭いのと、ダムの近くは立入禁止になっていて、この場所からでは対岸からの景色やダム湖を眺められないのだけがちょっと残念ですね。
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