どこでも晴れたらワン歩

日本最古の神社といわれる「大己貴神社」へ参拝をしたら、国道386号のバイパスから本線へと合流します。


この辺りは昨年末に訪れた時にコウノトリを見たところなので、田んぼのどこかにコウノトリがいないかと周囲をキョロキョロと見回していると、田んぼや畑が広がる奥のほうに不思議な球形の物体が数個ほど集まっているのが見えました。




この辺りは何度も通ったことがあるところですが、今までは脇見もせずに運転をしていたので、この球体には全く気付きませんでしたが、気になったので道路沿いに車を停めて望遠で撮影してみると、田畑の向こうには住宅があって、そのすぐ後ろに巨大な球体が数個見えました。本当に不思議な光景ですね。




この球体が何なのか全く分からなかったので、少し移動してコンビニにも車を停めて撮影してみましたが、全く正体が分からず気になってしょうがなかったので（笑）  これから向かう予定だったわらかがしの展示されている「安の里公園」は後回しにして、この球体がある辺りへ行ってみることにしました。





この辺りは国道386号を外れると、住宅街の中や田んぼの中を縦横に走る道路がたくさんありますが、しばらく走っていると建物越しにこの不思議な球体が間近に見えるようになってきました。




不思議な球体が見える道路を行ったり来たりしましたが、交差点に差し掛かった時に撮影したら、信号機には運動公園前と書かれていました。この辺りで運動公園といえば「筑前町多目的運動公園」なんでしょうか？




民家の屋根越しに見える球体を目指して走っていると、いきなりこんな光景が見えてきました。でも球体の周辺は高い塀に囲まれているので、この球体が何の目的で置かれているのか全く分かりませんでした。




そして道路の反対側を見ると別の球体が見えました。球体はフェンスで囲われた中にあって、その周辺に見える建物や門などの様子から自衛隊（防衛省？）に関連する施設のようでした。




球体の後ろにはアンテナ櫓が立っていて、一緒に撮影したら巨大なメロンにも見えました（笑）  帰ってから詳しく調べたら、ここは「太刀洗通信所」といって、防衛省の特別機関の情報本部に所属する設備だそうで、日本全国に10か所しかない上空を飛び交う様々な電波を収集しているところでした。ここは防衛省の最高機密に関するような設備ですが、あまり近くをウロウロしていたら職務質問されていたかもしれませんね（笑）




この画像は熊本県の道の駅「七城メロンドーム」の巨大なメロンですが、太刀洗通信所の球形ドームとよく似てますよね。でも太刀洗通信所の球形のドームは「レドーム」と呼ばれて、中にはパラボラアンテナが入っていて、アンテナの保護や向きを察知されないようにドームで覆われているそうです。




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