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関門トンネル人道を通って下関市まで来たら周辺の散策をします。
 

関門トンネル人道の下関側の出口は門司側とは違って交通量の多い国道に面していて、壇の浦古戦場址や幕末の長州戦争の時の砲台跡でもある 『みもすそ川公園』 があるのでこれからこの公園を散策します。
 
 
 

みもすそ川公園には幕末の下関戦争で長州藩が使用した大砲のレプリカが海峡に向かって設置されています。この時に長州藩が戦った相手はイギリスやフランスなどの列強四か国ですが、この四か国が集結したのがちょっと前の記事で載せた国東半島の姫島沖なんですよね。
 
 
 

そしてここは源平合戦の最後の舞台となった壇の浦古戦場址でもあります。




この像は小舟から小舟へと飛び渡って活躍したといわれる源義経の八艘跳びの像です。そしてこの横には平氏の総大将の平知盛が錨を担いだ像もあって両者の像は対峙するように建てられています。みもすそ川公園の詳細については 過去の記事 をクリックして下さいね。
 
 
 

そして みもすそ川公園の横には以前訪れた時には無かった壇ノ浦コーストと書かれた碑があって、関門橋の先までの道路が拡幅整備されていました。
 
 
 

公園の散策を続けていると、前回訪れた時にも見かけた歴史体感紙芝居と書かれた看板と紙芝居の道具を積んだ自転車が停まっていました。前回は時間が無かったのと紙芝居を見るのは有料だと思って見ませんでしたが、この看板を見ると無料公演のようですね。
 
 
 

りゅうママはすでにベンチに座ってスタンバイです。でもこの時の観客は私たち二人だけだったので、紙芝居の公演をしてくれるおじさんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 
 
 

歴史体感紙芝居には 『壇ノ浦合戦』 などいろんな演目があるそうですが、この日の演目は 『下関ふく物語』 でした。




おじさんは話の合間に拍子木や太鼓の音を交えて面白おかしく話をしてくれたので15分の公演時間があっという間に過ぎました。ここを訪れることがあったらぜひ紙芝居を見ることをお勧めします。
 
 
 

紙芝居を見終わったら再び関門トンネル人道を歩いて門司へ戻りました。さっきまで紙芝居を見ていたみもすそ川公園があんなに遠くに見えています。
 
 
 

ノーフォーク広場まで戻ったら車に乗って 『和布刈公園』 と刻まれた石碑の横の道を登って展望台へと向かいます。
 
  
 

一方通行の急な坂道を登って行くと高速道路の高架が見えてきます。手前がめかりPAから本線への合流路で、向こうに見えるのは門司港ICから本線への合流路でしょうか?
  
  
  

しばらくクネクネと曲がった急坂を登ると標識があってとても広い駐車場に出ました。ここが車で行ける最高地点のようでした。
 

 

駐車場からは門司の町並みと関門海峡が遥か下のほうに見えました。
 
 
 

そしてここには芝生広場もあってワンちゃんとお散歩をしている人もいました。りゅう君もここへ連れてきてあげたかったですね。




駐車場からちょっと下ったところにはこんな建物もありました。これは 『世界平和パゴダ』 といって日本とミャンマー(旧ビルマ)との親善、仏教交流及び戦没者の慰霊を目的に建設されたミャンマー式寺院だそうです。
 
 
 

ここを出発したら道路は下り坂になりますが、坂を下る手前には門司城跡の看板がありました。ここよりもさらに高台なので眺望が期待できそうでしたが、関門トンネル人道を往復して足がパンパンなので残念ですが今回はパスです。
 
 
 

坂道を下って行くと巨大な壁画?が見えてきます。これは源平壇之浦合戦絵巻壁画といって有田焼で造られた長さが40mもある 源平合戦を表した壁画です。
 
 
 

この壁画の道路を挟んだ反対側は展望台になっていて、駐車場の一角には屏風の形をしたこんなものもありました。




展望台から眺めた関門海峡方面です。すぐ下を走っている道路は九州道で、よく見ると画像の左端にはノーフォーク広場の駐車場とその右側の高台にはめかりPAも見えています。

  
 

今回はりゅう君と行くことができなかった関門トンネル人道を歩いて渡りましたが、めかり公園展望台やノーフォーク広場もりゅう君とは行ったことが無い場所でした。
関門海峡周辺は見所満載で、りゅう君と何度も訪れているので 過去の記事1過去の記事2過去の記事3  もクリックしてみて下さいね。 
 
  






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