どこでも晴れたらワン歩

安心院を出発したら国道５００号線を別府方面へと向かって走ります。

















最初の休憩場所は 『里の駅・小の岩の庄』 だよ、ここは国道５００号線の安心院⇔別府の間にあるんだけど、周りは人家が一軒も無いようなところにポツンとあるのに、いつ来ても車がたくさん停まっています。


















さらに別府方面に進んで行くと地獄・極楽入口って看板が見えてきました、この道は何度も通ったことがあるけれど、今まで一度も寄ったことがなかったのでちょっと寄ってみることにしました。


















地獄・極楽入口の案内標識を左折して５００ｍほどで駐車場に着きます、先客は１組だけみたいだね。


















車を降りたら、さっそく探検開始だよ。


















ここは桂昌寺跡・地獄極楽って言うんだって、もともとはお寺があったんだね、桂昌寺は室町時代からのお寺だそうで、江戸時代に廃寺となっていたのを再建して地獄極楽を再現した洞窟を作ったんだって、でもその後また廃寺になったそうです、今で言うところのテーマパークみたいなものなのかな？


















りゅう君は、右を見たり左を見たり忙しいねぇ、


















これから、この階段を登って探検開始だよ、いつもこの瞬間がわくわくするよね、この時点では、りゅう君はまだ余裕の表情です。


















桂昌寺と地獄・極楽の説明文がありました、あたりは人の気配がまったく無くて、見学も無料みたいです、ただお賽銭箱があったので、お賽銭をあげたほうがいいかもね、


















最初に地獄から見学をします、ここが地獄の入口の洞窟です、パパが先に入るよ、ワクワク、ドキドキ、


















洞窟に入るといきなり閻魔大王様が両側に馬頭・牛頭（メズ・ゴズ）を従えて裁きを行っていました、それに他にもよく知らない怖い奴らがたくさんいました。


















ひえぇ～、怖いよ～僕は無実だよ～、早く先へ進もうよぉ、


















ああ、怖かった、ママは洞窟をさらに先へと進みます、それにしても狭い洞窟だよねえ、腰をかがめないと先へは進めないよ。


















うわっ、また何か居るよ、怖っ・・・


















血の池地獄の赤鬼と青鬼だよ、でも画像に映ってるのは青鬼だけだよ、


















げえぇ～、もっと怖いのが居るよ、


















三途の川の奪衣婆（だつえば）だよ、三途の川の渡し賃の六文銭を持ってこなかった亡者の衣服を剥ぎ取るんだって、どうしょうか、僕は六文銭も服も持ってないよ、ここでパパが一言、りゅう君はまだ生きてるんだから大丈夫だよ、だって、


















ママぁ、怖いよ～、もう引き返そうよ～、僕はもう限界だよ、


















わあぁ～、こんな狭い洞窟を通るの？やだよぉ～、ここは胎内くぐり入口です、


















ふぅ、やっと出口まで来て明るくなりました、あぁ、怖かった。


















明るいところに出て、観音様を見るとほっとするよね。


















地獄を無事に通過したから、次は極楽・浄土だよ、でもたて穴って書いてるから僕でも登れるかなぁ？


















ここから極楽に行けるの？ママはしきりに上を見ています。


















うわっ、こんな鎖を伝って上に登るの、僕は行けないよぉ～、


















ほんとうはこの縦穴の横に階段があったんだけど、暑かったからパスしたんだよ、てへっ、


















駐車場に戻って空を見上げたら大きな入道雲が出ていました、夕立が来るのかなぁ？急いで次へ進まないとね、