どこでも晴れたらワン歩

佐賀関半島の関崎海星館を出発したら別府市へと向かいました。
 

 別府国際観光港に到着して一時間ほど待っていると 『探検船 シルバー・エクスプローラー』 が入港して来ました。この船は９ノット（時速１７ｋｍ/ｈ）程度の速度で豊後水道から別府湾へと進んでいたので、私のほうがかなり早く着いてしまいました。前日に寄港したダイヤモンド・プリンセスは２０ノットの速度だったので、豊後水道を通過する時に気づいて、大慌てでここへやって来た時には、入港する直前だったんですよね。
 
 
 

港内へと入って来たシルバー・エクスプローラーは方向転換をして接岸するようです。大型の客船などにはサイドスラスターと呼ばれる横方向に移動できる小さなスクリューが装備されているので、タグボートに手伝ってもらわなくても自力で接岸できます。




岸壁では女性による太鼓演奏で歓迎のお出迎えも行われていました。




接岸作業の終わったシルバー・エクスプローラーです。この船は６千トンあまりの船ですから、先日寄港したダイヤモンド・プリンセスに比べて重量で２０分の１、長さで３分の１程度しかないので、第４埠頭に余裕で接岸しています。




シルバー・エクスプローラを保有するシルバーシー・クルーズ社は南極や北極など秘境をクルーズする探検船３隻を含む８隻のクルーズ船で世界を廻っているクルーズ会社ですが、このシルバー・エクスプローラーは秘境を旅するクルーズ船としては最上級のおもてなしを提供するラグジュアリーな探検船です。




船尾へ行ってみました。シルバー・エクスプローラは探検船というあまり馴染みのない船ですが、数万トン以上もある大型クルーズ船と違って、小回りが利くので秘境の地への旅ができるんでしょうね。




前日に寄港したダイヤモンド・プリンセスなどの豪華クルーズ船は、上部デッキにはプールやスポーツコートなどが設置されていますが、シルバー・エクスプローラーは探検船なので、デッキにはエンジン付きのゴムボートがたくさん積まれていました。このゴムボートに乗って母船では近づけない秘境のさらに奥深くへと探検？に向かうんでしょうね？


 
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