どこでも晴れたらワン歩

一昨日は別府国際観光港の前を通っていたら自衛隊のチャーター船で、高速フェリーの「ナッチャン World」が見えたので、途中でUターンして見物に行きました。


港に到着すると車両を積み込むためのランプウェイがすでに岸壁へと伸ばされていました。これから車両の積み込み作業が始まるんでしょうか？




岸壁にはシートをかけられた戦車が何両も停まっていましたが、画像の2両の戦車をよく見ると、転輪と呼ばれる地面に接している車輪のようなものが左の戦車には6つあって、右の戦車には5つしかありません。左の戦車は「90式戦車」で、北海道だけに配備されている戦車です。そして右の戦車は玖珠町の戦車道で何度も見たことのあるお馴染みの「74式戦車」でしょうか？




岸壁に停まっている別の90式戦車も撮影してみました。別府国際観光港では現在大規模な舗装工事を行っていて、立入禁止区域が多いので戦車を間近で見ることはできませんでしたが、90式戦車は九州では見ることができないので、シートを外した姿は是非見てみたいですね。




この時はまだ戦車の搭乗員も来ていなくて、当分はシートも外されそうになかったので、場所を移動しながら「ナッチャン World」をいろんな角度から撮影してみます。二年ぶりに見る「ナッチャン World」ですが、相変わらずほのぼのとするような楽しいデザインの船で、この船に戦車などを積み込むとはとても思えないですね（笑）




春木川を渡った先にある第4埠頭から眺めた「ナッチャン World」と「フェリーさんふらわあ」です。どちらの船も総トン数はあまり変わりませんが、ナッチャン Worldは双胴船なので横幅がかなり広いですね。




双胴船は安定性が良くて高速航行に適しているので、「ナッチャン World」は最高速力が36ノットも出る高速フェリーですが、「フェリー さんふらわー」は22～25ノット程度の速力なんですよね。




今回は「ナッチャン World」を真後ろからも撮影しました。「ナッチャン World」が毎年のように接岸する大分港大在公共埠頭は、岸壁への立入が禁止なのでこの角度からの撮影は初めてです。




戦車のシートが外されないかと2時間ほど待ちましたが、全く動きが無くてこの後の予定もあったので、90式戦車の見物は諦めて別府国際観光港を後にしましたが、前方には「2 戦」と書かれた車両が走っていました。「2 戦」とは北海道の上富良野駐屯地の第2戦車連隊の略です。
「ナッチャン World」はお家へ帰ってから2時間後くらいには別府港を出港しましたが、翌々日には同じく自衛隊のチャーター船の「はくおう」が別府に寄港したので見物に行ったら、知り合いに会って「ナッチャンWorld」は日曜日に別府へ寄港して戦車を降ろしたとのことでした。運が良ければ演習が終わって帰る時に90式戦車が見れるかも知れませんね。
「はくおう」の記事はもうしばらく先に載せますね。


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