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今回は久しぶりに大分県南の佐伯市へ出かけました。


この日(7月16日)は佐伯市の海上自衛隊佐伯基地分遣隊のグランドで「サマーフェスタ in さえき 2023」が開催されたので、数年ぶりにサマーフェスタの見物に行きました。




ここは佐伯湾に面した海上自衛隊の広いグランドがあって、このグランドがサマーフェスタの会場と駐車場になっています。画像の奥には3階建ての建物が見えていますが、この建物は海上自衛隊佐伯基地分遣隊の建物です。そして画像には写っていませんが、この建物のすぐ右側には戦争資料などを展示した「佐伯市平和祈念館 やわらぎ」もあります。




広いグランドの横にはいくつものクレーンが立っていますが、ここは造船所の「佐伯重工業」です。画像の右端には停泊している船舶の煙突部分も見えていますが、佐伯重工業では二か月に一度ほどのペースで進水式を行っていて、コロナ規制が解除になった今では、一般の人も構内へ入って進水式の様子を見学することができます。




今年の「サマーフェスタ IN さえき 2023」には、警察、消防、自衛隊の車両が展示されていましたが、グランドの中央には陸上自衛隊の各種車両が展示されていました。




自衛隊車両の展示は数台だけでしたが、何といっても目玉はこの「16式機動戦闘車」です。見た目には戦車のようにも見えますが、履帯じゃなくてタイヤが左右併せて8個も装着されていて、戦車と装甲車を合わせたような車両なので装輪戦車とも呼ばれています。




正面から上半分だけを撮影したらどう見ても戦車ですね。主砲は52口径105mmライフル砲を装備していますが、これはこのブログで何度も載せている玖珠駐屯地に配備されてた74式戦車と同じ兵器なのでまさに戦車そのものですね。




ライフル砲とは砲身内にライフリングと呼ばれるらせん状の溝が掘られたもので、砲弾がこの溝と擦れることによって回転し、真っすぐに飛ぶように工夫されたものです。




後方から眺めた16式機動戦闘車です。戦車のような強力な装備を持った16式機動戦闘車ですが、戦車との一番の違いは一般道や高速道を直接走れて、時速は100㎞/h以上も出るそうです。




車体には長い一本の角と翼がある馬のような動物が描かれていましたが、これはペガサスとユニコーンを併せたデザインの部隊マークです。そしてたてがみ部分にはcavalry(騎兵)と横文字で書かれていました。




16式機動戦闘車の後部には「4偵戦」と書かれていましたが、これは第4偵察戦闘大隊の略で、福岡県春日市の福岡駐屯地に駐屯する部隊ですが、全国にある偵察部隊では初めて16式機動戦闘車を配備した戦闘任務にもあたる部隊なんですよね。




お目当ての16式機動戦闘車を見物したら、もう帰ってもよかったんですが(笑)せっかくここまで来たのでもう少し会場内を見て廻りました。展示されている車両の中には車内の見学ができるものもあって、この装甲車では小さな女の子が抱っこされて運転席から出てくるところでした。




この装甲車は96式装輪装甲車です。愛称はクーガーと呼ばれているそうで、乗員を除いて12名の戦闘員が便乗できるそうです。




陸上自衛隊の車両が展示されている場所から少し離れたところには、消防、警察の車両も展示されていました。こちらの車両は自衛隊車両と違って、子供達にとってはお馴染みの車両なので、たくさんの子供が集まっていました。



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