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ユニークな姿の仁王像がある「都甲八幡社」を出発したら、県道29号をさらに先へと進みます。


都甲八幡社を出発してもしばらくは平坦な道が続きますが、県道29号が県道548号と分岐する交差点辺りまで来ると、前方には山が迫ってきました。今夜のお宿は国東市国見町にあるので、ここを左折して県道548号を山の中へと登って行きます。




しばらく人家も無いような山道を登って行くと、「川中不動尊」と「ようこそ鬼会の里」と書かれた看板が見えてきました。お宿はもう少し先になりますが、トイレ休憩を兼ねてちょっとだけここへ寄ってみます。




ここはブログでも何度か紹介したところで、かつては六郷満山の中山本寺の「天念寺」がありましたが、昭和16年の集中豪雨によって本堂などが流出して、現在はこの様な質素な本堂が建てられています。




天念寺本堂の前に立てられていた天然寺とその周辺の説明板です。




説明板に書かれていた僧侶の修業の場となっている天空に架かる「無明橋」です。




画像の左端の長岩屋川の中にある大岩は磨崖仏が彫られている「川中不動尊」です。その向こうに見える藁葺き屋根の大きな建物は「天念寺講堂」で、その右の低い建物は「身濯(みそそぎ)神社」です。そして背後にそびえている奇岩は天念寺耶馬と呼ばれているそうです。




天念寺講堂の前から眺めた「川中不動尊」です。大岩の中央には高さが3.23mの不動明王と両脇にはセイタカ童子とコンガラ童子が彫られています。ここは何度も訪れているところですが、いつもはほとんど人の気配が無いところなのに、この日は多くの人たちが訪れていました。




身濯神社の内部です。額の下に飾られたお面がちょっと不気味な感じもしますね(笑)




身濯神社と天念寺講堂は廊下で繋がっていて、天念寺講堂には御本尊の薬師如来座像が鎮座しています。この仏様の前で鬼が燃え盛る松明を持って暴れまわる奇祭の「修正鬼絵(しゅじょうおにえ)」が行われます。




講堂内には修正鬼絵の時に使われた5mもある大松明も置かれていましたが、この松明は鬼が持って暴れまわる松明じゃなくて、火を付けて数人がかりで立ち上げる「タイアゲ」という儀式に使われたものだそうです。



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