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粟嶋公園を出発したら来た道を少しだけ戻って潮干狩り(マテ貝採り)をします。
 

お昼ご飯が終わって来た道を戻ると、行きには防波堤まで打ち寄せていた潮が引いて広い干潟が現れていました。この道路の左側には広い駐車場があって、道路の先端には『そばカフェ・ゆうひ』 が小さく見えています。ここは豊後高田市の真玉(またま)海岸です。




この日は大潮だったので遥か沖のほうまで潮が引いて、干潟の先のほうにいる人たちが豆粒のように小さく見えました。




望遠で撮影したら何人もの人たちが思い思いの場所に陣取ってマテ貝採りをしているようです。




真玉海岸は大分県ではマテ貝の採れる海岸として有名なところで、毎年この時季には大勢の人たちが潮干狩りに訪れますが、何故かここではアサリやハマグリは全く採れないんですよね。
 
 
 

マテ貝採りは普通の潮干狩りと違ってクワと食塩が必要ですが、我が家にはクワが無いのでスコップを使って砂の表面をこの様に削るとマテ貝の潜んでいる穴が現れてきます。
 
 
 

そしてこの穴のひとつひとつに食塩を振りかけていきます。




食塩をかけられたマテ貝は浸透圧の影響で苦しくなって身の危険を感じるのか?海水の出し入れを行う水管の一部を体から切り離してニョキッと頭を出してきます。八の字状の円筒が連なったように見えるのが切り離された水管です。




マテ貝は苦しくなって次々と穴から頭を出しますが、りゅうママはそれを無視して次の穴へと食塩を振りかけていきます。




全部の穴に食塩を振りかけたら頭を出しているマテ貝を次から次へと穴から引っ張り出します。りゅうママの足元には採られたマテ貝がすでに3匹いて、只今4匹目を引き抜き中です。




画像を見ていると簡単に採れるようですが、手を近づけるとマテ貝はすぐに頭を引っ込めるのでちょっとしたコツがいります。そしてマテ貝の殻は柔らかいので無理に引き抜こうとすると殻が割れてしまいます。




あまり多くマテ貝を採っても夫婦2人では食べきれないので、この日は一時間ほどで引き上げましたが、それでもこれだけ採れました。これはお家に帰ってからきれいに洗った後ですが、この後バター焼きにして美味しくいただきました。




真玉海岸は潮干狩りだけじゃなくて夕日がとってもきれいなところで、この様な看板が海岸に立っています。

   
 

この画像は6年ほど前にりゅう君と真玉海岸に夕日を見に行った時のものです。この時には太陽が沈んで暗くなるまで海岸にいて、その夜は 『ヴィラ・フロレスタ』 へ泊まりました。その時の記事は ここ と ここ をクリックして下さいね。
 
 


潮干狩りが終わって真玉海岸を出発したら、東九州道と並行して走る国道500号線を通ってお家へと向かいますが、途中の院内町には野生のスッポンの甲羅干しが見れるところがあります。




最近は夏日になるほど暖かくなってきたので、スッポンが見られるかと川面を見渡してみましたが岩の上には見なれない鳥が一羽いるだけでした。この鳥はバリケンといってこのすぐ上流にある 『里の駅・小の岩の庄』 で飼われていたはずなんですが逃げ出して野生化したんでしょうか?スッポンが甲羅干しをしている光景は ここ をクリックして下さいね。




この日もまたまたお家へは太陽が高いうちに帰り着いてしまいました。
今回は久々の潮干狩りでしたが、りゅう君を炎天下の車内にひとりぼっちにして長時間の潮干狩りは、かわいそうなのでりゅう君が我が家にやって来てからの10年間は潮干狩りに行ってませんでした。でもこんな短時間の潮干狩りならりゅう君を潮干狩りに連れて行ってもよかったかな?とちょっと後悔しました。
 







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