船迫窯跡公園を出発したら国道10号線を大分県方面へと戻ります。
豊前市まで戻ったら県道32号線を山間部へ向かって走り、次の目的地が近づくと標識が見えてきました。これから訪れるのは初めてのところですが、ここまでの道中は記憶にあるような気がしていると思ったら、標識に書かれている゛枝川内 ゛は昨年アジサイの鑑賞に訪れたところでした。
枝川内への分岐を過ぎて県道を200mほど先へ進むと、右へ分かれた農道?に次の目的地の岩洞窟(がんどうくつ) 駐車場の看板がありました。昨年枝川内のアジサイ鑑賞に訪れた時にここを知っていれば、同時に寄ったんですけどねぇ~(笑)
岩洞窟は駐車場の目の前に見える山の壁面にあるので1,2分も歩けば着きますが、入口にはこの様なフェンスが張り廻らされていて、一見すると立入禁止のように見えましたが・・・
フェンスの入口にはこんな看板が掲げられていて、扉をしっかりと閉めれば中へは入れるようでした。それにしてもシカ、イノシシが多いってことは、この辺りは自然が豊かなところなんですね。
ちょっと足場の悪い岩の斜面と急な石段を登った先の岩窟には、薬師堂とその向こうにはずらりと石仏が並んでいました。そして石仏の頭上の天井部分には飛天(天女?)が描かれているのがわずかに見えています。
薬師堂の中を覗いたら、格子の奥には平安時代後期(12世紀)の作といわれる、木造仏が数体安置されていました。でも風化が激しくて顔の表情はほとんど分かりませんでした。
岩窟の天井には平安時代末期の作といわれる半肉彫りに色彩を施した飛天(天女?)の優雅な姿が描かれています。
飛天は諸仏の周囲を飛行遊泳する天人として、仏像の周囲の天井などによく描かれていますが、翼を持たずに羽衣をまとった女性が描かれることから天女ともいわれているそうです。12世紀に描かれたといわれるこの天井壁画が今でも鮮やかに残っているのは一見の価値ありですね。
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ちょっと足場の悪い岩の斜面と急な石段を登った先の岩窟には、薬師堂とその向こうにはずらりと石仏が並んでいました。そして石仏の頭上の天井部分には飛天(天女?)が描かれているのがわずかに見えています。
薬師堂の中を覗いたら、格子の奥には平安時代後期(12世紀)の作といわれる、木造仏が数体安置されていました。でも風化が激しくて顔の表情はほとんど分かりませんでした。
岩窟の天井には平安時代末期の作といわれる半肉彫りに色彩を施した飛天(天女?)の優雅な姿が描かれています。
飛天は諸仏の周囲を飛行遊泳する天人として、仏像の周囲の天井などによく描かれていますが、翼を持たずに羽衣をまとった女性が描かれることから天女ともいわれているそうです。12世紀に描かれたといわれるこの天井壁画が今でも鮮やかに残っているのは一見の価値ありですね。
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