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今回は大分市の大在公共埠頭へ寄港した船舶を見に行きました。
 

この日は朝から雨が降っていたのでどこにも出かける予定が無くて、ゆっくり起きて朝ご飯を食べ終えてからスマホで船舶の現在地を表示するAISマリントラフィックを見ていたら、大分市の大在公共埠頭の沖に 『HAKUOU』 と表記された船舶がゆっくりと港へ進んでいました。




さっそくお家から十数分の大在公共埠頭に行ってみると、ちょうど大型フェリーが入港するところでした。そして港の中では着岸の手伝いをするタグボートが出迎えをしていました。




この船は防衛省がチャーターした高速フェリーの 『はくおう』です。もともとは新日海本フェリーの 『すずらん』 の船名で敦賀⇔小樽間を20時間で結ぶ就航当時は日本最速のフェリーでしたが、海上自衛隊の輸送艦を遥かに凌ぐ輸送能力から、2代目すずらん が就航した後は防衛省のチャーター船として兵員や車両の輸送を目的に運用されています。入港した 『はくおう』 はすぐにタグボートとロープを繋いで接岸の準備を始めました。




 船首から入港した『はくおう』 は港内へ入るとすぐに方向転換をして船首を港外へ向け始めました。
 
 
 

岸壁では作業員が白黒のチェッカーフラグのようなものを持っていますが、この旗は国際信号旗のN旗といっていろんな意味がありますが、この場合は船首をこの位置にして接岸しろという意味です。
 
 
 

港内で方向転換をした 『はくおう』 は後進しながらN旗を目印にゆっくりと岸壁に近づいてきました。




そして 『はくおう』 の船首が岸壁の作業員が持っているN旗の辺りまで来て停止したら、甲板上にいた作業員が係留ロープと繋がっているヒービングラインを岸壁に投げました。これから接岸作業を行うようですね。




『はくおう』 は防衛省のチャーター船になってからは、煙突部分に描かれる船舶会社を表すファンネルマークも消されて、僅かに新日本海フェリー当時のマークが薄っすらと見えるだけでした。防衛省のチャーター船では毎年大分に寄港している 『ナッチャン・World』 はこのブログで何度も載せていますが 『はくおう』 は初めての掲載なんですよね。ナッチャン・World については 過去の記事 をクリックして下さいね。




はくおう の接岸に合わせるように続々と自衛隊車両も埠頭へやって来ました。




途中から雨が激しくなったので一旦お家へ帰って午後からもう一度大在公共埠頭へ行ってみると、岸壁にはたくさんの車両が乗船のために停車していました。この日は午後からも雨が止まなかったのでこのままお家へ帰りましたが、はくおう はこの日の夕方に大在公共埠頭を出港しました。




土砂降りの雨のために残念ながら出港シーンは見れませんでしたが、翌日の夕方に再びマリントラフィックを開いたら 『はくおう』 は沖縄の中城(なかぐすく)湾の沖に停泊していました。
この後 『はくおう』 は2月4日には再び大在公共埠頭へ入港しましたが、残念ながらこの日は都合がつかずに見に行くことができませんでした。
 
 
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