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この日はりゅうママと一緒に佐伯市へ出かけました。


お家を出発したら国道10号を走って佐伯市へ行きましたが、最初に寄ったのはいつも沖合に錨泊している艦船を見物している番匠川の河口です。ここは私が今回行きたかったところですが、りゅうママの目的地は全く別のところにあるんですよね(笑)




この日は佐伯湾を眺めても目ぼしい艦船は錨泊してなくて、一隻の巡視艇が泊っているだけでした。この巡視艇は佐伯海上保安署に所属する「CL100 さちかぜ」です。




でも今回の目的は艦船の見物じゃなくて、河口から数百mほど上流側の土手に描かれている絵です。画像では土手の斜面が白っぽく見えている部分になります。




画像に写っている階段は番匠川の最も河口に近いところにある土手への階段です。ここから上流に向かってこの様な絵が描かれています。




ここには横文字も書かれていますが、土手の斜面の凸凹部分を下から眺めるので、全ての文字は読めませんでしたが、「SAIKI RYGUZU(佐伯龍宮図)」と「2019」の文字が書かれているのが読めました。グーグルマップで調べると「西浜の壁画 佐伯龍宮図」と表されていました。




この絵は上流に向かって遥か先まで伸びて終わりが見えなほどでしたが、佐伯市在住で建設業を営んでいる一人の画家が、コツコツと自費で数年がかりで描いているそうです。そして描かれているのは下流側が佐伯湾に生息する生物で、上流側が番匠川に生息する生物だそうです。




土手から少し砂浜へ行くと誰が作ったのか?この様な貝殻などで飾られたハートマークもありました。




大壁画のスタート部分には多くのウミガメが描かれていましたが、この辺りにはかつてウミガメが産卵にやって来たこともあるそうです。




上流に向かって大壁画を眺めながら歩いて行くと、様々な魚が描かれていました。この魚はミノカサゴでしょうか?




さらに上流へ行くと、玉手箱を持った竜宮城の乙姫が描かれていました。この大壁画は浦島伝説をなぞられた絵巻物をイメージして描かれていてストーリーもあるそうです。




乙姫の絵は2体描かれていて、それぞれ違う表情をしていました。









上流に向かってしばらく歩くと大壁画の現時点での終わりの部分が見えてきました。下地に白い塗料を塗った上にはまだ絵が描かれてなかったので、これから描いていくんでしょうね。




番匠川を渡って対岸の鶴見半島側から眺めた「佐伯 龍宮図」ですが、あまりにも巨大(長大)すぎて全体を撮影するとこんなに小さくなってしまいました。
大壁画がTVで放送された2月17日時点で、この大壁画は200m描かれていて、完成度は65%だそうですが、最終的には230mを目指しているそうです。そして描き終わった絵にも草が生えたりするので、塗り直しなどの手入れが必要なので、いつになったら終わるのか分からないとも言っていました。なんとも壮大な大壁画ですが、地元以外にはほとんど知られていないのが残念ですね。




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