これから鷹島肥前大橋を渡って長崎県へと入ります。
鷹島肥前大橋は2009年に完成した新しい橋ですが、りゅう君とここを訪れたのはこの橋が完成して間もない2011年でした。
橋を渡ったら長崎県の松浦市です。そして橋のたもとには道の駅・鷹ら島があります。
道の駅・鷹ら島のある鷹島は元寇の時に元の大船団が台風(神風?)によって甚大な被害を受けて撤退したことから、この道の駅には 神風が吹く勝利の島・・・と書かれていました。
道の駅・鷹ら島から眺めた鷹島肥前大橋です。この橋は佐賀県唐津市肥前町と長崎県松浦市高島を結ぶ全長1251mの斜張橋(吊り橋)です。
前回訪れた時にはここでご当地海鮮丼の魚島来飯(おとこめし)を食べました。ちなみに ゛おとこめし ゛ とは鷹島に魚を食べに来てほしいという願いを込めて名付けられた海鮮丼のことです。
でも今回はまだ時間が早くてお食事処は開店前だったので、どうしようか迷っていたらこんな看板を見つけました。鷹島の島内は廻ったことが無いので島内観光をしてからお昼ご飯もいいですね。
鷹島については事前に何も調べていなかったので、道の駅でもらった島内の観光、食事処マップを参考にして最初に寄ったのは水中考古学研究センター、埋蔵文化財センターです。何だか社会見学みたいですね(笑)
ここには鷹島神崎遺跡展望所というのがあって、展望台からはこんな景色が見えますが、どこに遺跡があるのかさっぱり分かりませんね。
展望所にあったパネルに書かれた案内板です。これによると白線で囲まれた部分の海中に元寇の沈没船などがたくさんあって水中遺跡としては初めて国指定史跡に指定されたそうです。
さっそく元寇遺跡の見学ですが、この建物が水中考古学研究センター、埋蔵文化財センターです。
最初に入ったのは奥の埋蔵文化財センター(ガイダンス施設)と書かれた建物です。入口には受付があるのでここで施設の入館料を払います。館内には鷹島神崎遺跡から発掘された陶器などが展示されていました。
次に入ったのは隣の建物です。ここには発掘された元の軍船の一部の実物大模型などもありました。
これは元の軍船の碇と碇石です。元の軍船はひとつ上の画像にあるように、木で作られた碇に大きな石を縄でくくりつけて重しとしていたそうです。
ここでは実際に調査研究や遺跡の保存作業も行われていて、大きな水槽の中では発掘されて海中から引き揚げられた元の軍船の木片などの塩抜き作業も行われていました。
こちらの水槽にはかなり大きな木片もありました。2度の元寇のうち弘安の役では鷹島沖に集結していた数千隻の軍船が台風(神風)によって沈没したと言われているので発掘が進めばまだたくさんの埋蔵物が発見されるでしょうね。
この時は私たち以外に見学者がいなかったので、受付にいたお姉さんが親切に展示物の説明をしてくれました。そしてこんなところに立ってトリックアートの説明までしてくれました(笑)
水中考古学研究センターで元寇の遺跡などを見学したら島内のさらに奥へと進んで、これから向かうのは標識に書かれている阿翁浦(あおうら)漁港です。
ここが道の駅・鷹ら島に看板のあった阿翁浦漁港にある 『旅亭 吉乃や』 です。これからここでお昼ご飯をいただきます。
私が注文したのは 『魚島来飯(おとこめし)』 です。魚の鮮度がよくて生臭みが無く歯応えがあって、特製のとろみのある醤油タレをかけて食べましたが、お家から遠く離れたここまで来てでも食べる価値があるなぁ~って感じでした。
りゅうママが注文したのは 『お昼のおすすめ膳』 です。新鮮な刺身やフグの唐揚げ、呉豆腐の揚げ出し豆腐などが付いてこれもとっても美味でした。
旅亭 吉乃や での食事が終わったら道の駅でもらったパンフレットに載っていた鷹島海中ダムに行ってみました。ダム全体が見渡せる展望台から眺めたら普通のダム(池?)にしか見えませんでしたが・・・
ダムの下流側は日比港という港でダムを溢れた水は直接海に流れるようになっていました。そしてここには鷹島肥前大橋ができるまではフェリーの発着場があったそうです。
ダムの近くには案内板もありました。鷹島海中ダムは海岸の入江を締め切って流入する真水と海水を入れ替えて真水のダム湖にしたそうですから諫早湾潮受け堤防とちょっと似ていますね。
鷹島海中ダムの見物が終わったら鷹島を後にして帰途につきますが、国道203号線を走っていると 『見返りの滝』 の文字が見えてきました。ここはりゅう君と初めて佐賀県を訪れた時に寄ったところです。その時の様子は 過去の記事 をクリックして下さいね。
途中で無料高速を少しだけ走って牧瀬ICで高速を降りたところには道の駅・厳木(きゅうらぎ)があって佐用姫の大きな像が見えてきました。この巨大な像はクルクルと廻っているので 過去の記事 をクリックして下さいね。
道の駅・厳木を出発したら多久ICから高速に乗ってお家へと向かいました。
この画像はりゅう君と鷹島を訪れた時のものです。この時はここでお昼ご飯を食べたら引き返しましたが、今回は元寇の発掘品の見学など充実した島内見学をしました。機会があればまた訪れたいですね。
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鷹島肥前大橋は2009年に完成した新しい橋ですが、りゅう君とここを訪れたのはこの橋が完成して間もない2011年でした。
橋を渡ったら長崎県の松浦市です。そして橋のたもとには道の駅・鷹ら島があります。
道の駅・鷹ら島のある鷹島は元寇の時に元の大船団が台風(神風?)によって甚大な被害を受けて撤退したことから、この道の駅には 神風が吹く勝利の島・・・と書かれていました。
道の駅・鷹ら島から眺めた鷹島肥前大橋です。この橋は佐賀県唐津市肥前町と長崎県松浦市高島を結ぶ全長1251mの斜張橋(吊り橋)です。
前回訪れた時にはここでご当地海鮮丼の魚島来飯(おとこめし)を食べました。ちなみに ゛おとこめし ゛ とは鷹島に魚を食べに来てほしいという願いを込めて名付けられた海鮮丼のことです。
でも今回はまだ時間が早くてお食事処は開店前だったので、どうしようか迷っていたらこんな看板を見つけました。鷹島の島内は廻ったことが無いので島内観光をしてからお昼ご飯もいいですね。
鷹島については事前に何も調べていなかったので、道の駅でもらった島内の観光、食事処マップを参考にして最初に寄ったのは水中考古学研究センター、埋蔵文化財センターです。何だか社会見学みたいですね(笑)
ここには鷹島神崎遺跡展望所というのがあって、展望台からはこんな景色が見えますが、どこに遺跡があるのかさっぱり分かりませんね。
展望所にあったパネルに書かれた案内板です。これによると白線で囲まれた部分の海中に元寇の沈没船などがたくさんあって水中遺跡としては初めて国指定史跡に指定されたそうです。
さっそく元寇遺跡の見学ですが、この建物が水中考古学研究センター、埋蔵文化財センターです。
最初に入ったのは奥の埋蔵文化財センター(ガイダンス施設)と書かれた建物です。入口には受付があるのでここで施設の入館料を払います。館内には鷹島神崎遺跡から発掘された陶器などが展示されていました。
次に入ったのは隣の建物です。ここには発掘された元の軍船の一部の実物大模型などもありました。
これは元の軍船の碇と碇石です。元の軍船はひとつ上の画像にあるように、木で作られた碇に大きな石を縄でくくりつけて重しとしていたそうです。
ここでは実際に調査研究や遺跡の保存作業も行われていて、大きな水槽の中では発掘されて海中から引き揚げられた元の軍船の木片などの塩抜き作業も行われていました。
こちらの水槽にはかなり大きな木片もありました。2度の元寇のうち弘安の役では鷹島沖に集結していた数千隻の軍船が台風(神風)によって沈没したと言われているので発掘が進めばまだたくさんの埋蔵物が発見されるでしょうね。
この時は私たち以外に見学者がいなかったので、受付にいたお姉さんが親切に展示物の説明をしてくれました。そしてこんなところに立ってトリックアートの説明までしてくれました(笑)
水中考古学研究センターで元寇の遺跡などを見学したら島内のさらに奥へと進んで、これから向かうのは標識に書かれている阿翁浦(あおうら)漁港です。
ここが道の駅・鷹ら島に看板のあった阿翁浦漁港にある 『旅亭 吉乃や』 です。これからここでお昼ご飯をいただきます。
私が注文したのは 『魚島来飯(おとこめし)』 です。魚の鮮度がよくて生臭みが無く歯応えがあって、特製のとろみのある醤油タレをかけて食べましたが、お家から遠く離れたここまで来てでも食べる価値があるなぁ~って感じでした。
りゅうママが注文したのは 『お昼のおすすめ膳』 です。新鮮な刺身やフグの唐揚げ、呉豆腐の揚げ出し豆腐などが付いてこれもとっても美味でした。
旅亭 吉乃や での食事が終わったら道の駅でもらったパンフレットに載っていた鷹島海中ダムに行ってみました。ダム全体が見渡せる展望台から眺めたら普通のダム(池?)にしか見えませんでしたが・・・
ダムの下流側は日比港という港でダムを溢れた水は直接海に流れるようになっていました。そしてここには鷹島肥前大橋ができるまではフェリーの発着場があったそうです。
ダムの近くには案内板もありました。鷹島海中ダムは海岸の入江を締め切って流入する真水と海水を入れ替えて真水のダム湖にしたそうですから諫早湾潮受け堤防とちょっと似ていますね。
鷹島海中ダムの見物が終わったら鷹島を後にして帰途につきますが、国道203号線を走っていると 『見返りの滝』 の文字が見えてきました。ここはりゅう君と初めて佐賀県を訪れた時に寄ったところです。その時の様子は 過去の記事 をクリックして下さいね。
途中で無料高速を少しだけ走って牧瀬ICで高速を降りたところには道の駅・厳木(きゅうらぎ)があって佐用姫の大きな像が見えてきました。この巨大な像はクルクルと廻っているので 過去の記事 をクリックして下さいね。
道の駅・厳木を出発したら多久ICから高速に乗ってお家へと向かいました。
この画像はりゅう君と鷹島を訪れた時のものです。この時はここでお昼ご飯を食べたら引き返しましたが、今回は元寇の発掘品の見学など充実した島内見学をしました。機会があればまた訪れたいですね。
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