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記事の順番が前後して佐伯市で見頃を迎えたハナモモとミツマタの記事を先に載せましたが、佐賀関半島へ出かけた時に記事がまだいくつか残っているので続きを載せます。


佐賀関半島先端部の黒ヶ浜を出発して臼杵石仏を目指していると、国道沿いに河津桜の見事な桜並木が見えてきました。ここは臼杵市街地と臼杵石仏の間の田園が広がる辺りで、河津桜はすでに見頃を過ぎているようでしたが、これだけ見事な桜並木があったなんて全く知りませんでした。来年は満開の頃に訪れてみたいですね。




国道沿いの見事な桜並木を過ぎるとすぐに臼杵石仏に到着です。




暖かくなったこれからは色んな花が咲き乱れる季節なので、さっそく四季折々の花が咲く「石仏公園」へと行ってみましたが、この時はちょうど植え替え時季だったのか? 公園内には全く花が咲いていませんでした。




この時季に臼杵石仏周辺で見頃を迎えた花といえば、川の中に咲く菜の花くらいなんでしょうか?(笑)




臼杵石仏は59体もの磨崖仏が国宝に指定されていて、年間を通じて多くの観光客が訪れるところですが、国道からの入り口付近の田んぼの中に、半分埋没したような姿でポツンと建っているこの鳥居を見物する観光客はほとんどいないんですよね。




すぐ近くに立てられていた鳥居の説明板です。この鳥居は「深田の鳥居」といいますが、鳥居の詳細については不明で、臼杵石仏群の山上に建つ「日吉社(山王社)」の参道の鳥居ではないか?と書かれていました。




深田の鳥居はかなり太い柱を持つ鳥居で、柱の太さの割には地上部の高さが3.2mとかなり低い鳥居ですが、一説ではこのすぐ前を流れる臼杵川の度重なる氾濫によって、徐々に土砂に埋まっていったといわれています。地中にどの程度埋まっているのか気になるところですが、いくら調べても分かりませんでした。




さっそく鳥居の下まで行ってみましたが、とても太い柱で見るからに頑丈そうで、埋没していなけばかなりの高さがある鳥居のように感じました。そしてその構造もちょっと変わっていて、貫から上の部分は柱に乗せられているだけのようでした。




そして貫よりも上部の島木、笠木の部分は複雑に切れ込みが入っていて、これらを組み合わせて柱の上に乗せているように見えました。
臼杵石仏はよく訪れるところですが、この深田の鳥居はいつも横目でチラリと見るだけで、今回初めて鳥居の近くまで行きましたが、この鳥居が臼杵石仏群の山上にある日吉社の参道の一部だとすると、当時の日吉社はかなり広い敷地(境内)を持った神社だったことになりますね。



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