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今年も新年早々から航空自衛隊の築城基地へ戦闘機の見物に出かけました。


築城基地を訪れたのは年が明けて今年の初飛行から二日後だったので、いつもの撮影スポットにはたくさんのギャラリーが戦闘機の撮影をしているのかと思ったら、なんと誰一人いませんでした。この日は天気が良くて暖かい日だったんですけどねぇ~




撮影スポットのフェンス脇には大きなサザンカの木が何本も植えられていますが、この時季はたくさんの花を咲かせていて、花の蜜を吸いにメジロもやって来るのでこのメジロの撮影をしている人も結構いるんですよね。




基地内を眺めたらエプロン地区にはたくさんのF2戦闘機が駐機していましたが、全く動く気配がありませんでした。まだお正月休み中なんでしょうか?(笑)




そして滑走路のすぐ近くにあるスクランブル待機中の戦闘機を格納するアラートハンガーを見たら扉が開けられて中は空っぽでした。もしかしたら領空侵犯対応でスクランブル発進しているんでしょうか?それともスクランブル訓練を行っているんでしょうか?




戦闘機が離陸する様子が全く無かったので一旦この場を離れようかと思っていたら、目の前をピザの宅配のようなバイクが通り過ぎて行きました。このバイクはモーボバイクといって滑走路脇にある移動監視所(モーボ)への隊員の足として使われているバイクです。基地内はとっても広いですからね。




このガラス張りの車のようなものが離陸、着陸する飛行機の車輪の状態などを目視で監視する移動監視所(モーボ)です。モーボバイクに乗っていた隊員はこの監視所の中に入ったので間もなく何か動きがあるはずです。

  
 

しばらく待っていると戦闘機じゃなくて一機のプロペラ機が着陸態勢でゆっくりと滑走路へと降下して来ました。




このプロペラ機は純国産旅客機のYS-11をベースとして、エンジンをより強力なものに乗せ換えたスーパーYSともいわれる電子情報収集機YS-11EBです。機体の上下部にあるこぶのようところには電子測定器が入っていて各種電波情報を収集しますが、航空自衛隊には戦闘機や輸送機など多くの種類の飛行機があるなかで、YS-11EBは任務の特性上謎の多い機体のひとつなんですよね。




電子情報収集機YS-11EBは着陸したら、F2戦闘機が駐機しているエプロン地区へと移動しました。築城基地へは何度も訪れていますが、埼玉県の入間基地所属のこの機体を見るのは今回が初めてです。旅客機としてのYS-11は10年以上も前に全機運航を終了しましたが、航空自衛隊ではまだ現役で活躍しているんですね。




電子情報収集機YS-11EBは着陸してから2時間もせずに再び滑走路へ出てきて離陸に向けて滑走を始めましたが、この時はエンジンの出力を上げてプロペラが高回転しているので、機体の周りにはいくつもの円が描かれているように見えました。




そしてあっという間に離陸してどこかへ飛び去って行きました。新年早々の築城基地訪問でしたが、現役で活躍する数少ないYS-11を見ることができてラッキーでした。
次はスクランブル発進訓練?から帰投したF2戦闘機の記事です。




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