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「日本本土最西端の地 神埼鼻公園」を出発したら、再び県道18号へ戻って平戸方面へと進みます。


県道18号へ出ると道路はすぐに山の中へと入って行きますが、しばらく進むと「冷水岳公園」と書かれた標識が見えてきました。ここはカーブで見通しが効かず車を停められなかったので、一旦脇道に車を停めて反対方向から撮影したので、画像は進行方向とは逆向きになっています。




標識に従ってネクネした山道を2.5kmほど登って行くと、広い駐車場と緑地帯に岩を配して「冷水岳公園」と刻まれた石碑が見えてきました。そしてその奥には売店のような建物も見えたのでここに車を停めました。




ここには「西海国立公園 冷水岳園地」と書かれた立派な看板もありましたが、この辺りは眺望が効かず海の景色は全く見えませんでした。冷水岳公園展望台は九十九島を望める絶景スポットのひとつですが、どうやら展望台はまだ先にあるようですね。




出発する前に売店らしき建物へ行ってみると「ふるさと物産館」と書かれた看板が掲げられていましたが、シャッターが閉まっていて営業をしている様子は全くありませんでした。すでに廃業しているのか?あるいはイベントのある時だけオープンするんでしょうか?




さらに車で上へ登って行くと、百台以上は車が停められそうな広い駐車場へ出ました。




そして案内図には第一展望台、第二展望台と書かれていました。この広い駐車場は第二駐車場のようでしたが、この先には駐車場が無いようなので、ここからは歩いて第一展望台へと向かいます。ここへ来る前に車を停めたのは第一駐車場だったんですね。




展望台まではわずか2~300mほどの距離でしたが、この日はとても暑い日で、日陰も無い炎天下の坂道を半分ほど登った時点で汗ビッショリになってしまいました。




汗ビッショリになりながらさらに坂道を登ると、やっと第一展望台が見えてきましたが、展望台の前は広場になっていて、画像には写ってませんが、この手前には数台の車が停まっていました。ここまで車で来れるんだったら案内図に書くべきですよね(笑)




木陰で汗がひくまでしばらく涼んだら、これから展望台へ登ります。緑がいっぱいの冷水岳園地の景観にマッチした素敵な展望台ですね。




展望台の上には双眼鏡も設置されていたので遠くの景色を見ることがでました。これまでにも色んな展望台を訪れていますが、いたずらで壊されて撤去された双眼鏡も多いなかで、ここは管理が行き届いていますね。




展望台には「九十九島 八景図」と書かれた説明板もありました。九十九島八景は九十九島が望める八つの展望台のことですが、冷水岳公園展望台の他には、石岳、弓張岳、鵜戸越、長串山、高島番岳、展海峰、船越の7つがあるそうです。ここを訪れるのは初めてですが、ここから数kmほど平戸方面へ行ったところにある長串山展望台へは、りゅう君と訪れたことがあります。




第一展望台から北西方向を眺めた景色です。九十九島は南九十九島と北九十九島とに分かれていて、広範囲に島が点在していて総数では216の島があると言われていますが、ここから見えるのはその内のごく一部だけです。それでも無数の島が浮かぶ光景は他では見れない見事な景色ですね。




こちらは南西方向の日本本土最西端の地がある神崎鼻公園の方角を眺めた景色です。




こちらの景色は冷水岳公園のきれいに整備された緑地が眼下に見えるので、九十九島の無数の島と海が公園と一体化したように見えて、全体が巨大なひとつの庭園のようになっていました。これで空気が霞んでなければもっと見事な光景だったでしょうね。




九十九島が望めるのは北西、南西の2方向だけですが、新緑のこの時季は後方にそびえる山も鮮やかな新緑でとてもきれいでした。
ここには第二展望台もありますが、ここよりも低い位置にあってあまり眺望が望めそうになかったし、車両通行止めの表示があって車では行けなかったので、ここからの景色を楽しんだら駐車場へ戻りました。




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