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立神峡を出発したら、国道3号線を北上して熊本市へ向かいました。
 

宇土市を過ぎて熊本市へ入り、緑川に架かる橋を渡っている時に何気なく阿蘇山の方角を眺めたら、黒い噴煙がモクモクと上がって左のほうへ流れていました。熊本市内から阿蘇山の噴火を見たのは初めてです。
 
 
 

水前寺成趣園(水前寺公園)を訪れるのは数十年?ぶりだったので、ルートを覚えてなくてカーナビだけを頼りにウロウロしていたら、こんな看板が見えてきたので、ここに車を停めましたが・・・
  



駐車場は確かに水前寺成趣園の入口のすぐ横にありましたが、あまり広い駐車場じゃなくて、入口(受付)は観光客の気配も無い寂しい感じで、はるか昔に訪れた時とは全く違う場所のような気がしました。 
  
  


駐車料金と入園料を払って園内へ入ると、水前寺成趣園の全体案内図がありましたが、これを見ると私たちが入ったのは、画像の左端に書かれている正門じゃなくて、池を挟んで反対側にある北門でした。




水前寺成趣園は3万7千平方メートルもある広い大名庭園で、阿蘇の伏流水が湧き出した池を中心に、池の周りをぐるりと廻れる遊歩道が設置されていて、園内には古今伝授の間、能楽堂、出水神社などの建物があります。




北門から入園したらすぐに銅像が見えてきます。この銅像は左が肥後藩・細川家初代藩主で水前寺成趣園を築いた細川忠利と、右は忠利の祖父で細川家の基礎を築いた細川藤孝(幽斎)です。ちなみに忠利の母は、明智光秀の三女でキリシタンの細川ガラシャです。




古今伝授の間から眺めた水前寺成趣園の築山、芝生、松などが植えられた見事な景観の日本庭園です。




でも水前寺成趣園は街中にあるので、ちょっと角度を変えて撮影したら周囲はマンションなどの高層ビルばかりです。そしてこの池は熊本地震の直後には、原因不明で湧水が止まって干上がっていましたが、一ケ月後には再び伏流水が湧き出すようになって回復したそうです。




私たちが入った北門は、お土産屋さんなどが全く無くて裏口?のような感じでしたが、正門の前の通りは門前町のようになっていて、たくさんのお店が両側にズラリと並んでいました。そしてこのすぐ近くには広い駐車場があって料金も北門の駐車場よりかなりお得でした。



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