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道の駅 慈恩の滝くす を出発したら、福岡県を目指して国道210号をさらに先へと進みます。


日田市街地を抜けて福岡県へ入る手前まで来たら、国道沿いに石橋が見えたのでちょっと車を停めて間近で石橋を眺めてみると、とても頑丈そうで重厚な石橋でしたが、石橋の前後には人家も道路も無くて、なぜこんなところに石橋があるんだろう?って感じでした。




石橋の前には「⑪筑後軌道」と書かれた看板が立てられていたので帰ってから調べたら、ここにはかつて日田市と久留米市を結ぶ鉄道が走っていたそうです。でも番号が11ってことは少なくとも他に10ヶ所は何かがあるはずですが、これについては調べても分かりませんでした。




ちょっと不思議な石橋の見物をして出発すると、国道210号はすぐに福岡県うきは市へ入りました。




うきは市へ入って国道210号がうきは市街地へと続く本線と、バイパスとに分かれる手前まで来たら、「道の駅 うきは」の標識が見えてくるので、ここを右折して道の駅へ寄って休憩をします。




2年ぶりに訪れる「道の駅 うきは」です。右の2棟が物産館やレストランで、左側の建物は観光案内所などですが、この独特な建物は国指定重要文化財の「平川家 くど造り民家」をモチーフにしているそうです。




この画像はこの後に寄った「筑後吉井 白壁土蔵造の町並み」の入口付近にあった観光案内板の一部ですが、「道の駅 うきは」の建物はこの平川家住宅を模しているんですよね。




さっそく物産館へと行ってみましたが、入口には「九州じゃらん 道の駅ランキング 6年連続1位」と横断幕が掲げられていました。ここは広い物産館内に地元産の果物など、たくさんの農産物が置かれていて、とても人気の道の駅なんですよね。




「道の駅 うきは」は高台の大野原台地に建てられていて、広いテラスからは筑後平野(筑紫平野)を一望できる、とてもロケーションの良い場所に建てられた道の駅です。




テラスから眺めた筑後平野(筑紫平野)です。平野の中央部には九州最大河川の筑後川が流れる肥沃な土壌なので、果物など色んな農産物が収穫できるんでしょうね。




この広いテラス席には以前よりゴジラの置物がありましたが、うきは市とゴジラは何の関係があるんでしょうか?そしてゴジラの足元には道の駅の看板猫らしきニャンコもいました(笑)




筑後平野とは反対方向を眺めると山が見えますが、これらの山は久留米市から大分県境まで至る「耳納(みのう)連山」です。ここを出発したらこの耳納連山からの湧水が、麓にあるお寺の境内に霊水として湧き出る「清水(きよみず)湧水」へと向かいます。



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