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人吉駅前のユニークなお殿様が登場するからくり時計を見物したら、もう少しだけ人吉駅前をウロウロしました。


人吉駅には明治時代に造られた機関庫がありますが、まだ一度も見たことが無いので、機関庫へ向かって歩いていると「人吉鉄道ミュージアム」と書かれた看板がありました。どちらも同じ方向にあるようなので、まずは「人吉鉄道ミュージアム」へ行ってみることにしました。




人吉鉄道ミュージアムは広い駐車場の先にありますが、今回訪れてみると駐車場にはプレハブの長屋のような建物がズラりと建っていて、広かった駐車場はほとんど無くなっていました。




ズラリと並んだ建物の入口には「モゾカタウン」と書かれた看板があって、これを見るとここには24店舗もの飲食店を中心としたお店が入っているようでした。この時は熊本地震の直後に造られた仮設店舗の復興マーケットとよく似ているなと思っていましたが、帰ってから調べたら平成2年の豪雨災害で被害を受けた飲食店などのための仮設店舗でした。この時の豪雨では球磨川が氾濫して人吉市では甚大な被害が出ましたからね。




「モゾカタウン」を通り抜けたところにあるのが「人吉鉄道ミュージアム」です。




人吉鉄道ミュージアムの横には「モゾカタウン」と書かれた立派な看板が立てられていたので、こちらが正式な入口になるんでしょうか? ゛モゾカ ゛って全く意味が分からなかったので調べたら人吉球磨弁で小さくて可愛いという意味だそうです。




モゾカタウンの仮設店舗とJR肥薩線のレールの間には人吉駅までミニトレインのレールが敷かれていました。そして左側のフェンスには市内の16保育園の園児が書いた鉄道を応援する絵が横断幕に描かれていました。




ミニトレインのレールはどこから伸びているのかと後ろを見たら、人吉鉄道ミュージアムの建物の中から続いていました。ここは正式名称は「人吉鉄道ミュージアム MOZOCAステーション868」というそうです。「868」については調べてもよく分かりませんでしたが、ここの郵便番号の最初の3桁が「868」でした。




人吉鉄道ミュージアムは入館無料なので、さっそく館内へ入りましたが、レールは建物内をぐるりと一回りするように敷かれていました。




そしてミニトレインが停車していて「もぞか駅」と書かれた駅名標もありました。このミニトレインは乗車料金が200円だそうです。




館内はあまり広くはありませんが、鉄道関係の展示物や子供スペースなどもあって、親子連れで訪れたら楽しめそうでした。




展示物の中には列車の行先票もありましたが、この3枚は現在運休している区間なんですよね。




2階にはミニ図書館もありましたが、その外にも建物をぐるりと廻るようにレールが走っていました。




そしてレールの上にはペダルが付いたレイルバイクが2台ありました。




屋上の展望デッキにも上がってみましたが、ここからは明治時代に造られた機関庫がすぐ目の前に見えました。この機関庫は近代化産業遺産に指定されているそうです。




館内を屋上まで一通り見て廻って1階へ降りると、ミニトレインからは煙のような水蒸気が上がっていました。これから人吉駅へ向かって出発するんでしょうね。
球磨川が氾濫したのは平成2年7月4日ですが、3年後の7月3日にも熊本県では2度の線状降水帯が発生して豪雨による被害が出ましたが、人吉地方は大丈夫だったんでしょうか?



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