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なかなか新型コロナの収束が見えない状況なので、今回も近場へのお出かけ記事です。
 

今回最初に訪れたのは大分市の梅の名所として知られている 「吉野梅園」 です。ここでは例年は梅まつりが行われて大勢の人たちで賑わっていますが、見頃は2月中旬以降になるので、この時季は遊歩道沿いに植えられている梅の木もチラホラと花が咲いているだけです。
 
 
 

ここには白梅、紅梅の他にも黄色い花を咲かせる蝋梅(ロウバイ)も植えられていて、蝋梅は他の梅よりもひと足早く花を咲かせます。
 
 
 

蝋梅の花をアップで見るとこんな感じで、ツヤのある黄色い花が下向きに咲いていて、ここに植えられている蝋梅は満月蝋梅(マンゲツロウバイ)という栽培品種だそうです。




蝋梅のすぐ後ろには満開のように多くの花を咲かせた白梅がありました。




そしてその横には三分咲きほどの紅梅もありましたが・・・




吉野梅園全体で500本あるといわれている梅の木で花を咲かせているのはごくわずかで、全体的にはこんな感じで見頃はまだまだ当分先のようでした。




梅園内の遊歩道を歩いて登って行くと、行き止まりには神社があって、その手前には龍が臥せている姿に似ていることから名付けられた 「臥龍梅(がりゅうばい)」 があります。今回訪れてみると、一本の臥龍梅の根元には立札のようなものが立てられていました。




近づいてみると臥龍梅原木と書かれていました。ここには50本ほどの臥龍梅がありますが、言い伝えによると太宰府天満宮の梅の枝を持ち帰って土に挿したのが始まりと言われています。




臥龍梅は樹齢800年といわれていますが、全ての木が地面から曲がりくねって生えていて、何とも不思議な形ですね。




この様な姿になった臥龍杯もありました。大きな幹だけを残して小枝はほとんど切られていましたが、臥龍梅は老木なので新芽を出すための養生中なんでしょうね? 
今年の吉野梅まつりは新型コロナの影響で残念ながら中止となりましたが、鑑賞は自由にできるそうなので満開の頃にもう一度訪れたい気もしますが、ここは大分市街地からも近くて多くの人が訪れるので密が心配ですね。
 

 
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