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今回の記事は国東半島のトンネルに描かれているレリーフなので、画像もトンネルばかりです。
 

国東半島へは空港道路を杵築ICで降りて、県道49号(大田 ⇔ 杵築線)を国東半島の中央部を目指して進みましたが、しばらくすると最初のトンネルの 「波多方(はだかた)トンネル」 が見えてきます。このトンネルに描かれているレリーフは、杵築市大田にある白髭田原神社の 「どぶろく祭り」 のようでした。




県道49号はしばらくすると県道31号(山香 ⇔ 国見線) と合流し、白髭田原神社の前を通過して、さらに半島の中央部へ向かっていると、またトンネルが見えてきます。このトンネルは 「一畑トンネル」 といいますが、このトンネルだけは何故かレリーフが描かれていませんでした。 
 
 
 

一畑トンネルを過ぎて県道31号が国東半島の中央部付近まで来たら大きな交差点に出ます。横切っている道路は県道29号で、交差点を左折したら 「里の駅 並石ダムグリーンランド」 を経由して豊後高田市方面へ、交差点を右折すれば国東市街地へと続いています。そしてこのまま直進すると国東市国見町へと出ます。まさに交通の要衝のような交差点ですが、ここには信号機が無いんですよね。
  
  
  

まずはこの交差点を右折して国東市街地方面へと進みます。右折するとすぐに 「走水(はしりみず)トンネル」 があります。ここに描かれているのは、左が国東町出身の江戸時代の思想家の「三浦梅園」 です。そして右に描かれているのは国東市安岐町にある三浦梅園の旧宅です。
 
 
 

走水トンネルの反対側にも2つのレリーフがあって、これは豊後高田市の天念寺の前を流れる、長岩屋川の中にある巨岩に不動三尊像が刻まれた 「川中不動」 です。




そして左側には国東半島に千年以上前から続く火祭りで、鬼に扮した僧侶が巨大な松明を振り回す天念寺の 修正鬼絵(しゅじょうおにえ)です。




走水トンネルを過ぎてさらに国東市街地方面へ進むと、両子(ふたご)トンネルがあります。ここに描かれていたのは、左側は梅の花のようでしたが、右側は両子寺の山門前にある金剛力士像でした。




両子トンネルの豊後高田市方面への入口には、田植えをしながら横笛を吹くお百姓さんがユーモラスに描かれていました。これは中世の荘園の面影を残す 「田染の荘(たしぶのしょう)」 の田植え風景なんでしょうか?
ドライブをしていると各地でトンネルのレリーフを見ますが、その地方の特徴ある風景や観光名所などが描かれているので、トンネルを抜けた先でUターンして2度見することもよくあるんですよね(笑)

 
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