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道の駅「キラメッセ室戸」から国道55号を数kmも走ったら室戸市街地へ入りました。


市街地へ入ると道路上にはこの様な標識が出ていて、お宿がある徳島市へは県道202号を走れば、室戸岬の先端部を廻らないのでかなり距離が短縮されますが、室戸岬は見物予定なので国道55号をそのまま進みました。




室戸市街地を抜けてしばらくすると「室戸・阿南海岸国定公園」と書かれた標識が見えてきました。「室戸・阿南海岸国定公園」は、高知県の室戸岬から徳島県の南部に跨る国定公園で、内陸部は全く含まれていない、純粋に海岸部のみの黒潮が流れるきれいな海の国定公園なんですよね。




室戸岬の先端部が近づいてくると、山腹にはジグザクに山を登って行く高架部のみの道路が見えてきました。この道路は県道203号(室戸スカイライン)といって、山上に向かって一気に高度を上げて行く道路なので、周辺の景色を一望できそうでしたが、山上付近には低い雲が垂れ込めていたのでこの道を登るのは断念しました。




さらに先へ進むと室戸岬の先端部に到着して、鯨のモニュメントとその向こうには刀を差した武士の銅像が見えてきました。周辺には駐車場もあったのでここに車を停めました。




駐車場には周辺の案内図がありましたが、これを見るとここは室戸岬の最先端部で、武士の銅像は「中岡慎太郎像」と書かれていました。




これが駐車場の目の前にある「中岡慎太郎像」です。台座の前に立っている人と比べると大きさがよく分かりますね。この銅像は台座を含めて5.3mあるそうです。そして銅像の向こうには展望所も見えています。




中岡慎太郎は幕末の志士として有名なので詳しい説明はしませんが、近江屋事件で坂本龍馬と共に暗殺された人物です。




駐車場に車を停めてまず最初に向かったのは、中岡慎太郎像の背後の山にある展望所です。




展望所から足元付近を見ると、すぐ真下には中岡慎太郎像が建っていて、その前を走っている国道55号の海岸側には私たちが車を停めた駐車場も見えています。




そして少し沖側を眺めると、荒々しい岩場が見えて、その先には果てしなく広がる太平洋が見えました。ここは太平洋に突き出した室戸岬のまさに最先端部なんですよね。天気が良くて晴れていれば見事な光景が見れたでしょうね。




展望台を降りたら海岸へ行ってみました。でも案内表示に書かれているタービダイト層って何でしょうね?




海岸へと続く遊歩道の途中から眺めた室戸岬先端部の岩場です。ここからは2種類?の岩が見えましたが、手前の岩は縞模様をしていて、向こうの波に洗われている岩とは種類が違うようですね?






近くまで行ってみるとこの様に縦に縞模様がある岩でしたが、これがタービダイト(乱泥流堆積物)と呼ばれるもので、太古に海底に降り積もった砂や泥が、その後の地殻変動によって縦向きになったものだそうです。




タービダイト層の見物をしたら、車で移動をして弘法大師が修行をしたと伝えられる洞窟の「御厨人窟(みくろど)」へ行きましたが、この頃になると雨が激しく降り始めてきました。




ここは車を洞窟の前に停められて、見物も雨の当たらない洞窟内だったので何とか見物することができました。洞内には小さなお社があって、ここではお遍路さんがお参りをしていました。ここは四国八十八ヶ所には入っていませんが、二十四番札所の「最御崎寺」の近くで、番外札所になっているのでお参りをする人も多いそうです。
雨はこの後益々激しくなってきたので、もう寄り道はせずに徳島県までひたすら走ることにしました。



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