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道の駅「うわじま きさいや広場」の敷地内を見て廻ったら、ここのレストランでお昼ご飯を食べました。


レストランは「郷土料理 食のひろば」と名付けられていて、かどや、ほづみ亭、宇和海前わびすけの3店舗が入っています。どのお店も宇和島市内で郷土料理の店舗を構える有名店で、3店舗合わせた海鮮料理はこれだけのメニューがありました。




りゅうママは旅行前から愛媛県では宇和島を代表する郷土料理の「宇和島 鯛めし」を食べると決めていたので迷わずにこれを選びました。「宇和島 鯛めし」はこのレストランの一番人気なのか?3店舗が交代で担当していて、この日の担当は かどや でした。




私はどれを食べようかとかなり迷いましたが、ほづみ亭の人気№1の「ぶっかけ! ひぶりめし」にしました。




ここでは料理の注文は全て券売機で行います。券売機で食券を購入すると厨房へも連絡が行くようになっていて、後は席に座って食券に印刷された番号を呼ばれるのを待つだけです。




レストランはとても広くてゆったりした空間ですが、配膳などはすべてセルフサービスになっていました。




食券機で購入した食券には右上に注文№が書かれていて、中央下には各店舗が入っているカウンター番号が書かれていて、注文№を呼ばれたらそれぞれのカウンターに料理を受け取りに行きます。




ここが各店舗ごとに独立したカウンターです。注文№を呼ばれたらここまで料理を受け取りに行きます。




席に座って待っていると、ほぼ同時に両方の料理の注文№を呼ばれたので料理を受け取りに行きました。手前がりゅうママの注文した「宇和島 鯛めし」で、奥が私の注文した「ぶっかけ! ひぶりめし」です。




宇和島鯛めしにはじゃこ天も付いていました。鯛めしと言えば愛媛県の郷土料理ですが、同じ愛媛県でも今治市や松山市では、鯛めしと言ったら鯛の炊き込みご飯なのに対して、宇和島市では鯛の生の切り身をご飯に乗せて食べる漬け丼のようなものなんですよね。




じゃこ天はりゅうママから一切れだけ貰って食べましたが、とても美味で秋田県知事が言うように貧乏臭くはなかったですねぇ~(笑)




りゅうママがカウンターから運んできた宇和島鯛めしを最初に見た時には、鯛の切り身はどこにあるんだろうか?って感じでしたが、鯛の切り身はタレの中にたっぷりと沈んでいて、その中に卵の黄身を入れて全体をよくかき混ぜました。




そしてかき混ぜたタレを鯛の切り身と一緒にご飯の上に乗せて、薬味のゴマや刻み海苔をその上に乗せたら宇和島鯛めしの出来上がりです。




こちらは私の注文した「ぶっかけ ひぶりめし」です。数種類の魚の切り身などがすでにご飯の上に乗っていて、一見すると海鮮丼のようですね。元々は日振島(ひぶりしま)を拠点とする伊予水軍が、様々な魚をご飯に乗せて食べていたのが「ひぶりめし」の始まりで、昭和になってから鯛の刺身だけを使用するようになったそうなので、「ひぶりめし」は鯛めしの元祖のようなものですね。




ぶっかけ ひぶりめし にも生卵が付いていたので、卵を割って黄身だけを上に乗せて、これにタレをかけていただきました。
大分県の中部以南は豊後水道に面した魚介類の美味しいところですが。愛媛県南予地方も同じように豊後水道に面しているので、新鮮な魚介類を食べられるんですね。



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