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先週末の記事になりますが、別府国際観光港に海上自衛隊の護衛艦が寄港したので見物に行って来ました。


護衛艦が接岸していたのは外国のクルーズ船が停泊する岸壁でしたが、この岸壁は検疫などの関係なのか?手前に立入禁止のフェンスがあって船の真横までは近づけないので、フェンス越しの撮影になるので画像がイマイチなんですよね。




この日停泊していたのは「護衛艦 さざなみ」です。




護衛艦 さざなみ は9,10日の二日間停泊していて、どちらの日も午後からは一般公開で艦内の見学ができました。護衛艦内の通路は急傾斜の梯子のような階段になっていますが、私は傷のある側の足は靴のかかと部分をスリッパのような状態にして履いているので、階段の昇り降りがちょっと危なそうだったので、今回は残念ながら艦内の見学はパスしました。




護衛艦を近くで撮影しようと岸壁を歩いていると、フロントガラスにシャトルバスと書かれた紙が貼られたバスが2台停まっていました。別府国際観光港へはこれまでに何度も護衛艦の見物に行っていますが、シャトルバスを見たのは初めてです。でも臨時駐車場はどこにあるんでしょうね?




護衛艦 さざなみ の艦尾へ廻ってみると甲板が艦尾に向かって傾斜しているのが分かりますが、これはヘリコプターの離発着の時に係留装置などの干渉を避けるためで、最初にこの傾斜を取り入れた護衛艦を建造したのが三菱重工長崎造船所だったことから「オランダ坂」と呼ばれて、現在就役中の護衛艦でも「ミニ オランダ坂」と呼ばれているそうです。




艦尾から眺めた護衛艦 さざなみ です。中央部のぽっかりと穴が開いたような大きな空間はヘリコプターの格納庫です。




そして格納庫の上には矢印の形をした電光表示板がありました。これはヘリコプターの着艦時に使用する着艦誘導灯です。




今回は艦内の画像が無いので外から見える兵器の紹介もします。右側の大砲のような兵器は54口径127mm単装速射砲です。これはイタリア製の武器で1分間に35~45発の砲弾を発射できますが、開発した会社の名前からオート・メラーラ127mm砲とも呼ばれています。そして左側に見えるドラム缶のような形をしたものは高性能20mm機関砲ですが、一般的にはファランクスと呼ばれて、ミサイルで射ち漏らした敵の対艦ミサイルを直近で破壊して自艦を防衛する最終兵器です。




ベルト式になったファランクスの20mm機関砲の弾丸です。ファランクスは捕捉・追尾レーダーと6つの銃身があるバルカン砲がセットになっていて、最大で毎分4500発もの弾丸を発射することができるそうです。




これは艦首から艦尾へ行く通路に設置されている3連装短魚雷発射管です。筒内に短魚雷が入っていて空気圧で魚雷を射出するそうです。




艦橋のすぐ後ろの艦の中央部にある90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)の発射筒です。今回は艦内見学をしなかったので地上からは見えませんでしたが、甲板には対空、対艦などの垂直発射式のミサイルが32セルに垂直で格納されています。
護衛艦の見物には駐車場から往復で1㎞ほどを歩きましたが、途中から足が痛くなったので、帰ってから見たら傷口が少し開いて血が滲んでいました。長距離を歩くようなお出かけはまだムリなようですね。




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