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今回からは佐伯市直川に花桃の観賞に訪れた時の記事の続きになります。


佐伯市直川の 「体験公園 亀の甲なおかわ」 で花桃の花の観賞をしたら国道10号へ出て佐伯市街地方面へ向かい、途中から県道608号へ左折して佐伯市本匠へと進みます。




県道608号を進んで行くと正面に見事な菜の花畑が見えてきます。そしてその向こうにある山は、まだらになったように白っぽいところが見えていますが、これはヤマザクラの花でこの時季だけ見れる光景なんですよね。そして菜の花畑と山の間には土手がありますが、これは番匠川の土手です。




番匠川に架かる橋を渡ったら川沿いを通る県道35号を上流へ向かって走っていると 「本匠の大水車」 が見えてきます。




本匠の大水車を通り過ぎて数百mも進むと、小半鍾乳洞(おながらしょうにゅうどう)に到着しますが、小半鍾乳洞は2016年に直径1m超の大岩が案内所の屋根を直撃して、その後の調査で落石危険個所が132ヶ所もある事が判明し、再開の目途が立ってないそうです。




今回の目的地は小半鍾乳洞じゃなくて、そのすぐ下流の山の斜面に咲くミツマタの群落です。この画像は小半鍾乳洞の入口付近から撮影したものですが、ミチマタの群落は正面に見える山の杉林が途切れた辺りです。




ここがミツマタ群落が広がる斜面ですが、この時はちょっと逆行気味だったので薄黄色のミツマタの花は太陽光が反射して黄色い色が出なくて、白っぽく見えたのがちょっと残念でした。




近くまで行って杉林の中に咲いている黄色いミツマタの花を撮影したかったんですが、手前には番匠川が流れていて、向こう岸に渡る橋も無かったので、この時は国道沿いの空き地から撮影をしました。裸足になって川を渡れば目の前で撮影できないことはないんですが・・・




大分県のミツマタの群落地といえば、九重町の 「野倉の里 ミツマタの森」 や国東市国見の 「西方寺のミツマタ」 が有名ですが、何故かどちらとも杉林の中に生えていて、ここでも杉林の周辺に生えています。




そしてここでは中腹まで広がる杉林から、山頂付近の雑木林にかけてミツマタの群落が広がっていました。でもここは急斜面ですから対岸に渡っても、ミツマタの群落の中を散策するのはまずムリでしょうね。




  

  

ここは小半鍾乳洞からは下流に100mほど、本匠の大水車からは上流に300mほどの距離でアクセスもよくて、この辺りは川幅も狭いので対岸へ渡れるように何か工夫すれば、間近での観賞や撮影ができて多くの人が訪れる観光スポットになるような気がするんですが・・・



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