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見頃を迎えたアジサイの記事をひとつ載せましたが、また長崎県の記事に戻ります。

日平戸公園を出発したら平戸島を縦断して生月島(いきつきしま)へと向かいました。


平戸公園を出発するとこの様な標識があって、ここを直進して平戸島の西海岸沿いを通る国道383号を走りましたが、ここを右折するとすぐに平戸市街地へ入って、平戸城などの観光施設がいくつもあるんですが、今回は時間の都合で市街地方面へは進みませんでした。




国道383号が山道から海岸沿いの道になってしばらくすると、海側に屋根だけのような建物と、広い駐車場が見えてきたのでここに車を停めました。平戸市は過去に何度か訪れたことがありますが、この道路を走るのは初めてなので、ここも初めて訪れるところです。




車を停めて建物の前まで行ってみると、大きな案内板に「千里ヶ浜 鄭成功 記念公園」と書かれていました。建物の向こうには砂浜が広がっていたので、この海岸は「千里ヶ浜」と言うようですが、鄭成功(ていせいこう)の名前は聞いた事があるような?無いような?名前でした。




案内板には鄭成功につての説明も書かれていましたが、これによると鄭成功は平戸で中国人の父と、日本人の母の間に生まれて、中国に渡って明王朝の再興のために、当時のオランダ軍と戦って台湾を制圧して独立させたと書かれていました。まさに当時の東アジアの英雄ですね。




ここはトイレ休憩を済ませたらすぐに出発する予定でしたが、こんなすごい人物の出生地なら見るべきものがあるのでは?と思い、少しだけ時間をかけて見て廻ることにしました。まずは大きな建物に行ってみましたが、ここにはトイレ以外に足洗い場のようなものもあったので、この建物は海水浴場の施設のようでした。




ここはとてもきれいに整備された海浜公園で、砂浜からちょっと陸側に入ったところにはこの様な緑地が広がっていました。一見すると芝生広場のようにも見えますが、よく見ると全てクローバーなんですよね。そして画像の左端には真っ白な像が見えています。




真っ白な像の前まで行ってみると「鄭成功」の大きな石像で、台座を含めるとかなりの高さがありました。そしてその横にもいくつかの石碑があって、なかには江戸時代に建てられた記念碑もありました。




これから砂浜へも行ってみますが、一面に植えられたクローバーはとてもきれいだったので、海水浴に訪れたらここにビーチパラソルを立てて、シートを広げて休憩をするのもいいですね。




海岸部はとても広い砂浜になっていて、千里ヶ浜の名前にふさわしい浜辺でした。今はまだシーズンオフですが、夏になると多くの海水浴客で賑わうんでしょうね。




砂浜から何気に陸地側を振り返ったら、国道の向こう側には大きなホテルが見えました。このホテルは壁面に「湯快リゾート」と大きく書かれている「平戸千里ヶ浜温泉 ホテル蘭風」でした。




「千里ヶ浜 鄭成功 記念公園」を出発したら、生月島を目指してさらに先へと進みますが、駐車場から国道へ出たらすぐに「鄭成功 児誕石」と書かれた案内板が見えてきました。ここには駐車場が無かったので、案内板を撮影をしたらすぐに出発しましたが、ここには鄭成功の母親が潮干狩りに来た時に急に産気づいて、磯の大岩にすがって鄭成功を産んだといわれる岩があるそうです。




さらに先へ進むと「鄭成功 生誕の地 川内町」と書かれた大きな看板もありました。ここは平戸市川内町ですが、この辺り一帯はまさに鄭成功一色って感じですね。




そして大きな看板のすぐ近くには「鄭成功廟」と「鄭成功記念館」と書かれた標識もありました。ここを訪れた時点では「鄭成功」についてほとんど知識が無くて、見物する予定も無かったのでここへは寄りませんでしたが、こんなに凄い人物の出生地だと事前に分かっていたら、予定を変更してでもここへ寄っていたでしょうね。




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