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中津市を出発したら再び国道10号線を北上します。


大分県と福岡県の県境を流れる山国川の途中から福岡県上毛町(こうげまち)へ入りますが、国道10号線が混雑していたので、山国川を渡ったらすぐに左折して、国道10号線と並行するように走る、上毛町と みやこ町を結ぶ広域農道の 「 京築アグリライン 」 を北へと進みました。
  
 
 

福岡県へ入って最初に寄ったのは、山国川流域では最大の古墳といわれている 「 穴ヶ葉山古墳群 」 です。ここへは京築アグリラインを途中から右折しましたが、国道10号線からは 「 湯ノ迫温泉 太平楽 」 の横を大池公園を目指して登り、上毛スマートICのすぐ手前を右折します。




ここを訪れるのは初めてですが、古墳の前には説明板があって、これによるとここには古墳時代末期に築造された3基の古墳があるようです。




説明板の上半分は透明なアクリル板になっていて、アクリル板を通して古墳の位置関係が分かるようになっていました。




駐車場に車を停めたらさっそく古墳へと向かいました。正面には石室の開口部が見えていて、一見するとひとつの古墳のように見えますが、開口部が見えているのは3つある古墳のうちの2号墳です。




2号墳のすぐ後ろには穴ヶ葉山古墳群で最も大きな1号墳が、2号墳と重なるようにしてありました。




2号墳の横を廻って進むと1号墳の石室の開口部が見えてきます。2号墳は入口が塞がれていなかったので入ることも可能でしたが、こちらは柵で囲われていて内部へ入ることはできませんでした。




柵のすき間から撮影した石室です。石室内の壁には線刻画が描かれているそうですが、奥行きが深くて内部が暗かったのでよく分かりませんでした。 
 

 

2号墳から数十mほど坂道を登ったところには3号墳がありましたが、こちらはほとんど手入れされた様子が無くて、樹木が生い茂った山の斜面に石室の小さな開口部だけが見えていて、墳丘の形などは全く分かりませんでした。  
 
  
 
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