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この日は前日まで佐伯市で行われていた帆船フェスタに招かれていた「帆船 みらいへ」が佐伯港を出港する日だったので、出港風景を見ようと佐伯市へ向かっていると、予想に反して朝の早い時間に出港してしまったので、出港風景を見ることができませんでした。


出港後も時折「帆船 みらいへ」の航跡を辿っていたら、豊後水道を通過した後は母港の神戸港へは向かわずに別府湾へと入って来たので、大急ぎで別府湾が見えるところへ行きましたが、帆船 みらいへは別府湾の中央部付近を航行していたので、陽炎?の影響もあってこんなボヤボヤの写真しか撮れませんでした。




その後も航跡を辿っていたら「帆船 みらいへ」は、別府国際観光港へ向かっていましたが、画面には「帆船 日本丸」も表示されていました。この時はもう夕方近くだったので、これから別府へ向かっても暗くなりそうだったので、翌日の朝に別府国際観光港へ向かうことにしました。




ここからは翌朝の画像になります。別府国際観光港に到着すると「帆船 みらいへ」は岸壁に接岸していて、そのはるか沖に「帆船 日本丸」は錨泊していました。別府国際観光港には帆船の見物に何度も訪れていますが、2隻の帆船を同時に見たのはこれが初めてです。




こちらが沖合に錨泊していた「帆船 日本丸」です。この帆船は全長110m、総トン数2570tもある大型帆船で、世界でも有数の高速帆船です。




沖合に錨泊する「帆船 日本丸」を岸から撮影したら、「帆船 みらいへ」の接岸する岸壁へと向かいました。この帆船は全長52m、総トン数362tと、日本丸よりもかなり小型なので、作業船などが接岸するこの短い岸壁でも係留できるんですよね。向こうに見えているフェリーは総トン数が9245tの「さんふらわー こばると」です。




車を停めたらさっそく「帆船 みらいへ」が係留されている岸壁へと行きました。船尾には神戸の文字が見えていますが、「帆船 みらいへ」は神戸港が母港なんですよね。




この帆船はグローバル人材育成推進機構が保有する航海練習船です。就航時には大阪市が保有する「 あこがれ」という船名の帆船でしたが、橋下徹さんが大阪市長の時に市政改革の一環で売却されて船名も「みらいへ」へと変更になったんですよね。




佐伯市で行われた「帆船フェスタ」では、フェスタ期間中に1回2時間の体験航海が、有料で何度か行われていたので、りゅうママを誘ってみたんですが、あっさりと拒否されてしまいました(笑)




帆船 みらいへ の船首像(フィギュアヘッド)は、女性(女神)のようにも見えますが、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)だそうです。ちなみに大型帆船の日本丸、海王丸の船首像は女神の「藍青(らんじょう)」と「紺青(こんじょう)」なんですよね。
今回生まれて初めて「帆船 みらいへ」が見れて感動しましたが、入港前には「帆船 日本丸」のすぐ横を航行していたので、2隻の帆船が並んだところを撮影できなかったのはちょっと残念でした。



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