別記事を2つほどの載せましたが、また鹿児島旅行の記事に戻ります。
鹿児島旅行の二日目は最初に桜島を見物して、その後は宮崎県都城市を目指して道の駅巡りをしながら帰途につきました。
ホテルをチェックアウトしたら、まずは桜島を目指して国道220号を走りました。昨日の桜島も山頂付近には雲がかかっていましたが、この日は昨日以上に多くの雲に覆われていました。昨日も今日も天気は良かったんですが、湿度が高いからなのか?湿った空気が山に当って山頂付近だけ次々と雲が湧いているって感じでした。
ホテルから桜島を目指して十数㎞ほど走ると、国道224号と国道220号が交差する桜島口へ出ます。昨日は道の駅「たるみず」ヘ向かうためにここを右折して国道220号を進みましたが、今日はここを左折して国道224号を走りました。
国道224号は垂水市と鹿児島市を結ぶ国道で、総延長が22.9㎞のとても短い国道です。しかも陸上部分は桜島の南岸を走る14.1kmしか無くて、残りの部分は桜島と鹿児島市街地を結ぶ桜島フェリーの航路となっている海上部分だそうです。陸上部分は「溶岩道路」とも呼ばれていて、桜島の噴火によってできた溶岩原の中を走る道路なんですよね。
桜島口から溶岩道路を3㎞も走ると、この日の最初の目的地で桜島を間近に望むことができる鹿児島市有村町にある「有村溶岩展望所」の標識が見えてきたのでここに車を停めました。
駐車場はこんな感じで、入口付近には観光バスの駐車スペースがあって、その奥の右側が普通車の駐車スペースです。駐車台数は意外と少なくて十数台程度でしょうか?左側に見える建物にはトイレ、休憩スペース、お土産屋さんが入っているようでした。この建物はコンクリート造の頑丈そうな建物だったので退避壕も兼ねているのかも知れませんね?
駐車場に車を停めたらさっそく溶岩原の中に造られた遊歩道を歩いて展望所を目指します。今は溶岩原の上にはたくさんのクロマツが生えていますが、うん十年前に私がまだ中学生だった頃に修学旅行でここを訪れた時には、こんなにクロマツが生えてなくて、もっと溶岩が剥き出しになった荒々しい光景だったような気がします。
展望台へ続く遊歩道の入口には看板が立てられていて、桜島は今でも活発に噴火を繰り返している活火山なので、爆発時には噴石に注意などと書かれていました。
この看板には展望所の案内図も載っていました。これを見ると駐車場からは3ヶ所の東屋を廻っても同じ道を通らずに駐車場へ戻れるようですね。駐車場から展望所へは二方向から行けるようだったので、私は国道224号に面した側から展望所を目指しました。
溶岩原の中に造られた展望所へ続く遊歩道は、駐車場からすぐに階段になっていて、階段を登った先にはベンチなどが置かれた広い場所になっていました。ここまで駐車場からは1分ほどの短い距離でした。
ここにはこの様な石碑があって、その向こうには桜島が見えました。ここは駐車場からすぐのところで、撮影用?のベンチなども置かれた撮影スポットのようだったので、団体の観光客などはここで写真撮影をしたら駐車場へ戻るのかも知れませんね?
ここには桜島を読んだ句や歌の書かれた多くのプレートが溶岩に埋め込まれていましたが、この歌は西郷隆盛や薩摩藩士とも親交があった、尊王攘夷派の福岡藩士の平野国臣が薩摩入りをした時に詠んだといわれる有名な歌ですね。
遊歩道の途中から後ろを振り返ると、遊歩道の周囲には溶岩原が広がっていて、その向こうの方には鹿児島湾が見えました。
鹿児島湾の方角を望遠で撮影すると、対岸には鹿児島市街地が見えました。そしてこの左側には垂水市街地も見えました。ここは桜島を間近に望めるだけじゃなくて、鹿児島湾が一望できる絶景スポットですね。
遊歩道をさらに先へ進むと、様々な形をした溶岩が遊歩道の両側に見えてきました。これらの岩をよく見てみると、人の顔に見えるものや動物に見えるものがあったりと、いつまで見ていても見飽きないんですよね。
様々な表情をした溶岩を眺めながら遊歩道を先へ進むと、桜島に最も近い東屋の展望所に到着しました。この東屋はコンクリート製の分厚い屋根と太い柱で噴石から身を守れるようになっていました。ここからは桜島が目の前に見えるんですが、この時は残念ながら山頂付近はまだ雲に覆わたままで見ることができませんでした。
この画像は10年以上前にりゅう君と有村溶岩展望所を訪れた時に駐車場から桜島を撮影したものです。この時は桜島(南岳)が激しく噴煙を上げていて、駐車場の周辺にも火山灰が降り積もって、車が通るたびに火山灰を巻き上げていたんですよね。
つい先日の新聞報道によると7月29日に桜島では爆発的噴火があって、7月14日の噴火に続いて噴煙が4000m以上にも達したそうです。この2度の爆発的噴火では幸いにも人的被害は出ませんでしたが、鹿児島市は世界でも珍しい活火山と共生している都市なんですよね。
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鹿児島旅行の二日目は最初に桜島を見物して、その後は宮崎県都城市を目指して道の駅巡りをしながら帰途につきました。
ホテルをチェックアウトしたら、まずは桜島を目指して国道220号を走りました。昨日の桜島も山頂付近には雲がかかっていましたが、この日は昨日以上に多くの雲に覆われていました。昨日も今日も天気は良かったんですが、湿度が高いからなのか?湿った空気が山に当って山頂付近だけ次々と雲が湧いているって感じでした。
ホテルから桜島を目指して十数㎞ほど走ると、国道224号と国道220号が交差する桜島口へ出ます。昨日は道の駅「たるみず」ヘ向かうためにここを右折して国道220号を進みましたが、今日はここを左折して国道224号を走りました。
国道224号は垂水市と鹿児島市を結ぶ国道で、総延長が22.9㎞のとても短い国道です。しかも陸上部分は桜島の南岸を走る14.1kmしか無くて、残りの部分は桜島と鹿児島市街地を結ぶ桜島フェリーの航路となっている海上部分だそうです。陸上部分は「溶岩道路」とも呼ばれていて、桜島の噴火によってできた溶岩原の中を走る道路なんですよね。
桜島口から溶岩道路を3㎞も走ると、この日の最初の目的地で桜島を間近に望むことができる鹿児島市有村町にある「有村溶岩展望所」の標識が見えてきたのでここに車を停めました。
駐車場はこんな感じで、入口付近には観光バスの駐車スペースがあって、その奥の右側が普通車の駐車スペースです。駐車台数は意外と少なくて十数台程度でしょうか?左側に見える建物にはトイレ、休憩スペース、お土産屋さんが入っているようでした。この建物はコンクリート造の頑丈そうな建物だったので退避壕も兼ねているのかも知れませんね?
駐車場に車を停めたらさっそく溶岩原の中に造られた遊歩道を歩いて展望所を目指します。今は溶岩原の上にはたくさんのクロマツが生えていますが、うん十年前に私がまだ中学生だった頃に修学旅行でここを訪れた時には、こんなにクロマツが生えてなくて、もっと溶岩が剥き出しになった荒々しい光景だったような気がします。
展望台へ続く遊歩道の入口には看板が立てられていて、桜島は今でも活発に噴火を繰り返している活火山なので、爆発時には噴石に注意などと書かれていました。
この看板には展望所の案内図も載っていました。これを見ると駐車場からは3ヶ所の東屋を廻っても同じ道を通らずに駐車場へ戻れるようですね。駐車場から展望所へは二方向から行けるようだったので、私は国道224号に面した側から展望所を目指しました。
溶岩原の中に造られた展望所へ続く遊歩道は、駐車場からすぐに階段になっていて、階段を登った先にはベンチなどが置かれた広い場所になっていました。ここまで駐車場からは1分ほどの短い距離でした。
ここにはこの様な石碑があって、その向こうには桜島が見えました。ここは駐車場からすぐのところで、撮影用?のベンチなども置かれた撮影スポットのようだったので、団体の観光客などはここで写真撮影をしたら駐車場へ戻るのかも知れませんね?
ここには桜島を読んだ句や歌の書かれた多くのプレートが溶岩に埋め込まれていましたが、この歌は西郷隆盛や薩摩藩士とも親交があった、尊王攘夷派の福岡藩士の平野国臣が薩摩入りをした時に詠んだといわれる有名な歌ですね。
遊歩道の途中から後ろを振り返ると、遊歩道の周囲には溶岩原が広がっていて、その向こうの方には鹿児島湾が見えました。
鹿児島湾の方角を望遠で撮影すると、対岸には鹿児島市街地が見えました。そしてこの左側には垂水市街地も見えました。ここは桜島を間近に望めるだけじゃなくて、鹿児島湾が一望できる絶景スポットですね。
遊歩道をさらに先へ進むと、様々な形をした溶岩が遊歩道の両側に見えてきました。これらの岩をよく見てみると、人の顔に見えるものや動物に見えるものがあったりと、いつまで見ていても見飽きないんですよね。
様々な表情をした溶岩を眺めながら遊歩道を先へ進むと、桜島に最も近い東屋の展望所に到着しました。この東屋はコンクリート製の分厚い屋根と太い柱で噴石から身を守れるようになっていました。ここからは桜島が目の前に見えるんですが、この時は残念ながら山頂付近はまだ雲に覆わたままで見ることができませんでした。
この画像は10年以上前にりゅう君と有村溶岩展望所を訪れた時に駐車場から桜島を撮影したものです。この時は桜島(南岳)が激しく噴煙を上げていて、駐車場の周辺にも火山灰が降り積もって、車が通るたびに火山灰を巻き上げていたんですよね。
つい先日の新聞報道によると7月29日に桜島では爆発的噴火があって、7月14日の噴火に続いて噴煙が4000m以上にも達したそうです。この2度の爆発的噴火では幸いにも人的被害は出ませんでしたが、鹿児島市は世界でも珍しい活火山と共生している都市なんですよね。
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