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オーシャンアローが島原外港に到着しました、


わずか30分ほどですがりゅう君を船のエンジンの騒音と排気ガスの匂いがする車両甲板上の車中でお留守番をさせていたので急いで様子を見に行きました、




車のドアを開けるとりゅう君はワオォ~と遠吠えはしませんでしたが(笑)とっても喜びました、今度からフェリーに乗る時は車内じゃなくて一緒にデッキに連れていってあげないとね、
 
 
  

車に乗り込んでしばらくすると船首部分の扉(バウランプ)が開き始めました、




バウランプが完全に降りて係の人が下船の準備をしています、車両甲板の最前列に車を停めないと見れない光景ですからラッキーですね、




島原外港のある島原市に到着したらまずはりゅう君のお散歩ですが目の前には雲仙岳と島原市街の間に位置して24年前の雲仙普賢岳の噴火による火砕流から島原市街を守った眉山が見えています、




島原外港でりゅう君のお散歩が終わったら近くにある道の駅・みずなし本陣ふかえへ寄りました、




ここには雲仙普賢岳の噴火により積もった火山灰が土石流となって流れて埋没した家屋を保存している 『土石流被災家屋保存公園』 があります、詳しくは過去の記事の ここ をクリックして下さいね、
 
 
  

ここからは雲仙普賢岳の噴火によって新しく出来た溶岩ドームの平成新山がこんなに間近に見れます、




りゅう君のお散歩が済んだら道の駅でお昼ご飯を食べます、でも以前ここを訪れた時にはたくさんの観光客でごった返していたのに今回はご覧のように誰もいません、しかも以前寄ったお食事処も閉店したのか?無くなっていました、




とりあえず営業をしているお店に入って長崎名物のちゃんぽんと皿うどんでお昼ご飯です、どこか他所へ行こうかとも思いましたが今夜のお宿は料理が自慢のオーベルジュですからねぇ~、お昼はシンプルにしとかないとね、




道の駅を出発したら少しだけ戻って雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)に寄ります、ここは一部の施設を除いては入場無料なので展望棟へ上がってみます、有料の展示ゾーンは前回来た時に見学しているので今回はパスです、




展望棟からは雲仙岳とその手前には眉山が見えます、画像のすぐ右側は島原市街になるので雲仙普賢岳が噴火した時に眉山が火砕流を防ぐ堤防の役目をしたのがよく分かりますね、




雲仙岳災害記念館に隣接する多目的複合施設の島原復興アリーナにはサムライブルー龍馬像があります、りゅうママと比べてもこんな大きくてりゅう君は画像に写っているのも分からないほどです、




そしてここには雲仙岳災害時に実際に活躍した車両とヘリコプターが屋外展示されています、この雲仙岳を向いて展示されている車両等は島原の町を噴火から守っているようで何度見ても感動するんですよねぇ~




雲仙岳災害記念館を出発したら前回ここへ来た時には行かなかった雲仙岳の麓を目指して進みます、




しばらく雲仙岳を目指して坂道を登っていくとこんな看板がありました、ここには溶岩ドームや土石流などの監視をする国土交通省の大野木場監視所と火砕流の被害にあった旧大野木場小学校があります、




旧大野木場小学校にはこんなパネルがありました、多くの犠牲者を出した6月3日の火砕流はここからわずか400mしか離れてなかったんですね、でも火砕流はすぐ横の水無川に沿って流れたので児童、先生には一人の犠牲者も出なかったそうです、




旧大野木場小学校の校庭に来ました、左に見えている建物は大野木場監視所でその後ろには雲仙岳が見えています、小学校の校舎も火砕流の被害を受けて窓ガラスは一枚もありません、
  
 
 

そして教室の中を覗いてみるとコンクリートと金属だけが残っていました、火砕流によってイスなどの木製品は燃え尽きたんでしょうか?


  

旧大野木場小学校を出発したら水無川に架かる橋を渡ります、でもこの橋の橋脚部分を見たら不思議な形をしています、




車を停めて橋の上へ歩いて行ったら橋脚部分はこんな半円形のコンクリートで囲われていました、これって土石流から橋脚を守るためなんでしょうか?




橋の中央部分から上流を眺めたら水無川が雲仙岳から続いているのがよく分かります、この川のすぐ左に旧大野木場小学校がありますが火砕流は水無川の土手に遮られて生徒たちは助かったんですね、




そして下流側には土石流被災家屋保存公園があります、火砕流では小学生を守った水無川ですがその火砕流で積もった火山灰が雨によって巨石を巻き込んだ土石流となって下流の家屋を襲いました、




水無川に架かる橋を渡ったら雲仙岳と眉山の間を走る島原まゆやまロードを通って雲仙岳をさらに近くで眺めてから島原城へと向かいます。

 








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