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まほろば菟狭(うさ) 物産館を出発したら、国道387号を内陸部へ向かって走りました。


国道387号は山越えで玖珠町へと続いている国道ですが、8㎞ほど走ったら国道500号へと左折して別府方面へ向かって走っていると、道路沿いに「里の駅 小の岩の庄(おのいわのしょう)」と書かれた標識が見えてきたのでここに車を停めました。




これが大分県宇佐市安心院町戸方の国道500号沿いにある「里の駅 小の岩の庄」の全景です。




ここは小さな緑地を挟んで第2駐車場もありますが、普通車が数十台ほど停められるだけで大型のスペースは無いようでした。




ここには両院広域農道 入口と書かれた標識も立てられていて、小の岩の庄は国道500号と広域農道の交差点に立地しているんですよね。「両院」とは安心町と内町のことで、この広域農道は杵築市の大分農業文化公園(るるパーク)付近から国道387号までを結ぶ広域農道で「両院ふれあいロード」とも呼ばれる快適に走ることができる広域農道です。




敷地内にはこの様な標識も立てられていて、国道500号を別府方面に進むとアフリカンサファリの入口を通りますが、その途中には県指定史跡の「楢本摩崖仏(ならもとまがいぶつ)」や、あの世体験?ができる洞窟の「桂昌寺跡 地獄極楽」そして、九州華厳とも称される落差85mの「東椎屋の滝(ひがししいや)」などがあります。




道路沿いにはこの様な看板も立てられていました。鹿肉、猪肉は山間部にある直売所では普通に販売されていますが、スッポンの販売をしている直売所はここ以外で見たことが無いですね。




小の岩の庄の裏手には「津房川(つぶさがわ)」という水深が浅くてきれいな水が流れる川があって、物産館からも川岸へ降りる階段があるので夏場には水遊びなどもできます。




そして物産館の近くの国道沿いにはこの様な看板も立てられています。




今回は真冬にここを訪れたのでスッポンは冬眠していて姿を見ることはできませんでしたが、この辺りは禁漁区になっているので、暖かくなったら至る所でこの様にのんびりと甲羅干しをしているスッポンを見ることができるんですよね。




この建物が小の岩の庄の物産館とお食事処です。小さな建物が1棟だけですが、左側がお食事処で右側が物産館になっていて、物産館内は昔ながらの直売所って感じでお洒落感は全くありませんが・・・(笑)館内には地元産の野菜や果物などが所狭しと並べられていて、弁当類も豊富にあるのでいつ訪れても多くの人たちで賑わっているんですよね。




こちらは物産館の左にあるお食事処です。暖簾にはうどん・そばと書かれているので麺類が中心のお食事処のようですが、暖簾の左側には安心院町ならではの鏝絵(こてえ)も掲げられていました。




店頭に掲示されていたメニュー表を見ると、麺類以外にも郷土料理のだんご汁定食やとり天定食そして、安心院特産のすっぽんうどん(そば)定食や、すっぽん雑炊もありました。






ここからは豊後富士とも呼ばれる由布岳がこの様に見えます。
国道500号は大分・別府市から県北の宇佐・中津市を山越えで結ぶ国道で、人家もあまり無いような山の中を走るので、里の駅 小の岩の庄の建物が見えてきたらなぜかホッとするんですよね。



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