宮崎旅行の二日目は延岡市内のホテルをチェックアウトしたら、国道10号をひたすら南下しました。
国道10号を南下する途中で日向市の細島港に寄って、帆船・日本丸の見物をしましたが、それ以外はほぼノンストップで80㎞ほど走って西都市までやって来ました。ここからは内陸部へと入って国富町の先にある綾町を目指します。
西都市から内陸部へ続く道を十数㎞も走ると、道路沿いに「ようこそ ユネスコエコパーク 綾町へ!」と書かれた標識が見えてきて、宮崎県東諸県郡綾町(ひがしもろかたぐん あやちょう)へ入りました。
綾町からは県道26号を走ってさらに内陸部(山奥?)へと進みましたが、綾町の町中を過ぎてしばらくすると民家も無い渓谷沿いの山道となって、頭上には大きな吊り橋が見えてきました。この吊り橋がこの日最初の目的地の「照葉大吊橋(てるは おおつりばし)」です。
ここが照葉大吊橋の入口です。入口付近には「ようこそ照葉樹の大自然へ」と書かれた大きな木柱が立てられていました。照葉樹は常緑広葉樹の一種ですが、熱帯の大きな葉っぱをした常緑広葉樹と区別するために温帯の常緑広葉樹を照葉樹と呼ぶそうです。
ここには「国定公園 大照葉樹林地帯」と刻まれた石碑もありましたが、正式には「九州中央山地国定公園」という熊本県と宮崎県に跨る渓谷、森林などを主とした国定公園で、ここは日本最大級の照葉樹林帯として国定公園の一部に指定されているそうです。
これから受付で入園料500円を払って大吊橋へと向かいます。受付の横にはお知らせと書かれた看板が立てられていて、大吊橋を渡った先の遊歩道は通行止めになっているようでした。延岡水郷鮎やなが流失した10月21,22日の大雨の影響なんでしょうね?
受付を済ませて先へ進むとすぐに照葉大吊橋の支柱が見えてきました。支柱の向こうには照葉樹林帯が広がっていますが、この辺りは一年を通じて緑の樹木が繁っているので紅葉はほとんど見られないんですよね。
ここには「歩く吊橋世界一」と刻まれた石碑もありました。照葉大吊橋は1984年に架橋された吊橋で、完成当時は歩行者専用吊橋としては日本一の高さの142mでしたが、2006年に高さが173mの九重夢大吊橋に抜かれて現在は日本で2番目の高さだそうです。
これから照葉大吊橋を渡ります。この吊橋は全長が250mで、九重夢大吊橋の390mよりは短いですが、歩行部分の幅が狭くてすれ違う人と肩が触れ合うほどなのでとてもスリリングなんですよね。そして画像の左端には2011年9月架替と書かれていたので2代目となる吊橋なんですね。
歩行部分の一部はこの様に下が透けて見える網状になっているので、吊橋の幅の狭さと相まってスリリングさが倍増なんですよね(笑)
吊橋の真ん中辺りまで来るとこの様な表示がありました。
ここから覗いた下の景色です。真下にはとてもきれいな清流の本庄川(綾南川)が流れていました。
そしてここからは下を走っている県道26号も見えました。ここへ来る途中には頭上に吊橋が見えましたが、この辺りを走っている時に見えたんでしょうね。
照葉大吊橋を往復したら「綾てるはの森展示館」へも行ってみました。ここは入園料金に含まれているので入館は無料です。
館内には照葉樹林に関する様々な説明や展示物があって、入口付近には国の天然記念物に指定されているニホンカモシカの剥製もありました。ニホンカモシカは東北地方などでは分布域が広がって農業被害も出ているそうですが、九州では宮崎、熊本、大分に生息するニホンカモシカは生息数を減らし続けていて準絶滅危惧種に指定されているそうです。
確かに夜の山道を車で走っているとニホンジカはよく見ますが、ニホンカモシカは一度も見たことが無いですね。
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国道10号を南下する途中で日向市の細島港に寄って、帆船・日本丸の見物をしましたが、それ以外はほぼノンストップで80㎞ほど走って西都市までやって来ました。ここからは内陸部へと入って国富町の先にある綾町を目指します。
西都市から内陸部へ続く道を十数㎞も走ると、道路沿いに「ようこそ ユネスコエコパーク 綾町へ!」と書かれた標識が見えてきて、宮崎県東諸県郡綾町(ひがしもろかたぐん あやちょう)へ入りました。
綾町からは県道26号を走ってさらに内陸部(山奥?)へと進みましたが、綾町の町中を過ぎてしばらくすると民家も無い渓谷沿いの山道となって、頭上には大きな吊り橋が見えてきました。この吊り橋がこの日最初の目的地の「照葉大吊橋(てるは おおつりばし)」です。
ここが照葉大吊橋の入口です。入口付近には「ようこそ照葉樹の大自然へ」と書かれた大きな木柱が立てられていました。照葉樹は常緑広葉樹の一種ですが、熱帯の大きな葉っぱをした常緑広葉樹と区別するために温帯の常緑広葉樹を照葉樹と呼ぶそうです。
ここには「国定公園 大照葉樹林地帯」と刻まれた石碑もありましたが、正式には「九州中央山地国定公園」という熊本県と宮崎県に跨る渓谷、森林などを主とした国定公園で、ここは日本最大級の照葉樹林帯として国定公園の一部に指定されているそうです。
これから受付で入園料500円を払って大吊橋へと向かいます。受付の横にはお知らせと書かれた看板が立てられていて、大吊橋を渡った先の遊歩道は通行止めになっているようでした。延岡水郷鮎やなが流失した10月21,22日の大雨の影響なんでしょうね?
受付を済ませて先へ進むとすぐに照葉大吊橋の支柱が見えてきました。支柱の向こうには照葉樹林帯が広がっていますが、この辺りは一年を通じて緑の樹木が繁っているので紅葉はほとんど見られないんですよね。
ここには「歩く吊橋世界一」と刻まれた石碑もありました。照葉大吊橋は1984年に架橋された吊橋で、完成当時は歩行者専用吊橋としては日本一の高さの142mでしたが、2006年に高さが173mの九重夢大吊橋に抜かれて現在は日本で2番目の高さだそうです。
これから照葉大吊橋を渡ります。この吊橋は全長が250mで、九重夢大吊橋の390mよりは短いですが、歩行部分の幅が狭くてすれ違う人と肩が触れ合うほどなのでとてもスリリングなんですよね。そして画像の左端には2011年9月架替と書かれていたので2代目となる吊橋なんですね。
歩行部分の一部はこの様に下が透けて見える網状になっているので、吊橋の幅の狭さと相まってスリリングさが倍増なんですよね(笑)
吊橋の真ん中辺りまで来るとこの様な表示がありました。
ここから覗いた下の景色です。真下にはとてもきれいな清流の本庄川(綾南川)が流れていました。
そしてここからは下を走っている県道26号も見えました。ここへ来る途中には頭上に吊橋が見えましたが、この辺りを走っている時に見えたんでしょうね。
照葉大吊橋を往復したら「綾てるはの森展示館」へも行ってみました。ここは入園料金に含まれているので入館は無料です。
館内には照葉樹林に関する様々な説明や展示物があって、入口付近には国の天然記念物に指定されているニホンカモシカの剥製もありました。ニホンカモシカは東北地方などでは分布域が広がって農業被害も出ているそうですが、九州では宮崎、熊本、大分に生息するニホンカモシカは生息数を減らし続けていて準絶滅危惧種に指定されているそうです。
確かに夜の山道を車で走っているとニホンジカはよく見ますが、ニホンカモシカは一度も見たことが無いですね。
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