少し前の記事になりますが、この日は海上保安庁のPL型巡視船では国内最大となる「いつくしま」が別府国際観光港に初寄港したので見物に行きました。
いつものように別府国際観光港に隣接する上人ヶ浜公園の無料駐車場に車を停めて、駐車場から海のほうを眺めると、巡視船「いつくしま」の姿がはっきりと見えました。ここから岸壁までは直線距離で200mほどあるので、「いつくしま」はかなり大きな巡視船ですね。
海上保安庁の巡視船はこれまでにも何度か別府国際観光港で見物していますが、いつもはフェリーが接岸する第3埠頭にフェリーと並んで停泊しているのに、この日寄港した巡視船「いつくしま」は外国クルーズ船が接岸する第4埠頭に停泊していました。「いつくしま」は大きすぎて第3埠頭には接岸できないんでしょうね?
この船が海上保安庁のPL型巡視船としては国内最大で全長134m、総トン数5500tもある2024年7月に就役したばかりの巡視船「いつくしま」です。ちなみに海上保安庁最大の巡視船はPLH型で7350tの「あきつしま」や、同じくPLH型で6500tの「しきしま」、「れいめい」、「あかつき」、「あさづき」など、「いつくしま」よりも一回り大きな巡視船もあるんですよね。
船名の「いつくしま」は広島県の厳島(宮島)に由来しますが、船名の下には「PL 23」とも書かれていました。海上保安庁の巡視船にはPLH、PL、PM、PSなど様々な型式があって、記号の意味はP=パトロール、H=ヘリコプター搭載、そしてL、M、Sはそれぞれラージ、ミディアム、スモールの略号で、PL23はヘリコプターを搭載していない大型巡視船の23番ということになります。
これは船首部に設置されている主装備の20㎜多銃身機関砲(バルカン砲)です。
煙突部分には海上保安庁のファンネルマークが描かれていますが、これはコンパスマークとも呼ばれて、方位磁石(コンパス)の定盤部を図案化したものだそうです。
船首付近の船体側面には青字で大きくマークが描かれていますが、これはS字マークといってセキュリティー(領海警備)、サーチアンドレスキュー(捜索救助)、セイフティー(安全対策)など8種類もの英語の頭文字をとったものだそうです。
タラップにはこの様な横断幕が掲げられていました。船名の前には横文字で小さく「Training Ship(練習船)」と書かれていました。いつくしまは有事の時などには海上警備に当る巡視船ですが、平時には海上保安大学校の練習船を兼務しているんですよね。
後方から眺めた巡視船「いつくしま」です。総トン数5500tといえば自衛隊の護衛艦と変わらないような大きさなので、かなり迫力がありますね。
しばらく眺めていたら、海上保安大学の生徒(訓練生)でしょうか? 数人が出てきて朝の国旗掲揚が始まりました。
国旗の掲揚が終わってしばらくすると、甲板には多くの訓練生が集まってきて整列して訓示を受けているようでした。画像の左端に写っている人は女性のようだったので、もしかしたら「いつくしま」の船長は女性なのかも知れませんね?
朝礼?が終わって訓練生が解散したら船上では様々な訓練?が始まりましたが、20㎜バルカン砲の周囲にはヘルメットを被った訓練生が集まって教官から何やら指示を受けていました。普段は見ることができない臨場感のある光景ですね。
今年も残すところ一週間を切りました。この一年間は大過なく過ごすことができたので、今年も飲兵衛になって年を越すことができそうです(笑) 年末年始は何かと慌ただしくてブログ更新をする余裕が無さそうなので、明日から2~3週間ほどはブログをお休みする予定です。落ち着いたら再開するのでその時はまた訪問して下さいね。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記のバナーをどちらかワンクリックお願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村
いつものように別府国際観光港に隣接する上人ヶ浜公園の無料駐車場に車を停めて、駐車場から海のほうを眺めると、巡視船「いつくしま」の姿がはっきりと見えました。ここから岸壁までは直線距離で200mほどあるので、「いつくしま」はかなり大きな巡視船ですね。
海上保安庁の巡視船はこれまでにも何度か別府国際観光港で見物していますが、いつもはフェリーが接岸する第3埠頭にフェリーと並んで停泊しているのに、この日寄港した巡視船「いつくしま」は外国クルーズ船が接岸する第4埠頭に停泊していました。「いつくしま」は大きすぎて第3埠頭には接岸できないんでしょうね?
この船が海上保安庁のPL型巡視船としては国内最大で全長134m、総トン数5500tもある2024年7月に就役したばかりの巡視船「いつくしま」です。ちなみに海上保安庁最大の巡視船はPLH型で7350tの「あきつしま」や、同じくPLH型で6500tの「しきしま」、「れいめい」、「あかつき」、「あさづき」など、「いつくしま」よりも一回り大きな巡視船もあるんですよね。
船名の「いつくしま」は広島県の厳島(宮島)に由来しますが、船名の下には「PL 23」とも書かれていました。海上保安庁の巡視船にはPLH、PL、PM、PSなど様々な型式があって、記号の意味はP=パトロール、H=ヘリコプター搭載、そしてL、M、Sはそれぞれラージ、ミディアム、スモールの略号で、PL23はヘリコプターを搭載していない大型巡視船の23番ということになります。
これは船首部に設置されている主装備の20㎜多銃身機関砲(バルカン砲)です。
煙突部分には海上保安庁のファンネルマークが描かれていますが、これはコンパスマークとも呼ばれて、方位磁石(コンパス)の定盤部を図案化したものだそうです。
船首付近の船体側面には青字で大きくマークが描かれていますが、これはS字マークといってセキュリティー(領海警備)、サーチアンドレスキュー(捜索救助)、セイフティー(安全対策)など8種類もの英語の頭文字をとったものだそうです。
タラップにはこの様な横断幕が掲げられていました。船名の前には横文字で小さく「Training Ship(練習船)」と書かれていました。いつくしまは有事の時などには海上警備に当る巡視船ですが、平時には海上保安大学校の練習船を兼務しているんですよね。
後方から眺めた巡視船「いつくしま」です。総トン数5500tといえば自衛隊の護衛艦と変わらないような大きさなので、かなり迫力がありますね。
しばらく眺めていたら、海上保安大学の生徒(訓練生)でしょうか? 数人が出てきて朝の国旗掲揚が始まりました。
国旗の掲揚が終わってしばらくすると、甲板には多くの訓練生が集まってきて整列して訓示を受けているようでした。画像の左端に写っている人は女性のようだったので、もしかしたら「いつくしま」の船長は女性なのかも知れませんね?
朝礼?が終わって訓練生が解散したら船上では様々な訓練?が始まりましたが、20㎜バルカン砲の周囲にはヘルメットを被った訓練生が集まって教官から何やら指示を受けていました。普段は見ることができない臨場感のある光景ですね。
今年も残すところ一週間を切りました。この一年間は大過なく過ごすことができたので、今年も飲兵衛になって年を越すことができそうです(笑) 年末年始は何かと慌ただしくてブログ更新をする余裕が無さそうなので、明日から2~3週間ほどはブログをお休みする予定です。落ち着いたら再開するのでその時はまた訪問して下さいね。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
下記のバナーをどちらかワンクリックお願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村
PR
Comment
Trackback
Comment form