竹田城下町の散策をしながら車を停めた竹田市営ふれあい駐車場へ戻ったら、広瀬武夫とゆかりのある「魚住の滝」へ向かいました。
竹田城下町を出発して県道8号を2㎞ほど南へ進むと、大野川に架かる橋へと出ますが、橋のたもとには「魚住の滝と広瀬中佐」と書かれた看板が立っているのでここに車を停めました。
県道8号の大野川に架かる橋の上から眺めた川の上流部です。広瀬武夫の生家はこの右側の高台の茶屋の辻というところにあって、少年の頃には雲中坂と呼ばれる坂道をここまで下って、この川で遊泳を行っていたと説明板には書かれていました。
この辺り一帯の川岸には柱状節理の岩壁が続いていて、すぐ足元を眺めてもこの様な景色が見えます。ここにはかつて木製の橋が架かっていて、説明板には広瀬武夫がその橋の上からこの川へ飛び込んでいたとも書かれていました。
ここから上流部の川がカーブした先を眺めると小さなダム(取水堰)が見えます。このダムは魚住ダムあるいは竹田ダムと呼ばれていますが、堤高15m以下なので河川法ではダムには該当しなくて、正式名称は「竹田調整池堰(たけたちょうせいちぜき)」という水力発電用の堰です。そして魚住の滝はこのダムのすぐ下流にあります。
魚住の滝があるダムのすぐ下流までは車で行ける道がありますが、今回訪れてみると周囲には雑草が生い茂っていて道が全く分からず、車も人も通ることができませんでした。
これは数年前に魚住の滝を訪れた時の画像です。この時はダムの下流にある魚住の滝の目の前まで車で行けて、この道の先には広い駐車スペースもあったんですよね。
この画像も数年前にここを訪れた時のものです。魚住ダムは洪水吐のゲートが8門もある見応えのあるダム(堰)で、魚住の滝はこのゲートのすぐ向こう側にあります。
今回は残念ながら魚住の滝の近くへは行けなかったので、県道の橋の上から望遠で撮影しました。今はダムができて年に数回のダム放流時を除けば全く水が流れなくなってしまった魚住の滝ですが、かつては日本の滝百選にも選定されるほどの名瀑だったそうです。
数年前にここを訪れた時にはたまたまダムの工事を行っていて、水門を全て開けて放水を行っていたので、水しぶきを上げるほど勢いよく水が流れて、この様な光景を見ることができました。
電力確保のためにダムの建設も大切ですが、水の流れが無くなった魚住の滝は岩盤の崩壊も始まっているそうなので、どうにかしてこの名瀑を残すような工夫はできないものでしょうか?
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この辺り一帯の川岸には柱状節理の岩壁が続いていて、すぐ足元を眺めてもこの様な景色が見えます。ここにはかつて木製の橋が架かっていて、説明板には広瀬武夫がその橋の上からこの川へ飛び込んでいたとも書かれていました。
ここから上流部の川がカーブした先を眺めると小さなダム(取水堰)が見えます。このダムは魚住ダムあるいは竹田ダムと呼ばれていますが、堤高15m以下なので河川法ではダムには該当しなくて、正式名称は「竹田調整池堰(たけたちょうせいちぜき)」という水力発電用の堰です。そして魚住の滝はこのダムのすぐ下流にあります。
魚住の滝があるダムのすぐ下流までは車で行ける道がありますが、今回訪れてみると周囲には雑草が生い茂っていて道が全く分からず、車も人も通ることができませんでした。
これは数年前に魚住の滝を訪れた時の画像です。この時はダムの下流にある魚住の滝の目の前まで車で行けて、この道の先には広い駐車スペースもあったんですよね。
この画像も数年前にここを訪れた時のものです。魚住ダムは洪水吐のゲートが8門もある見応えのあるダム(堰)で、魚住の滝はこのゲートのすぐ向こう側にあります。
今回は残念ながら魚住の滝の近くへは行けなかったので、県道の橋の上から望遠で撮影しました。今はダムができて年に数回のダム放流時を除けば全く水が流れなくなってしまった魚住の滝ですが、かつては日本の滝百選にも選定されるほどの名瀑だったそうです。
数年前にここを訪れた時にはたまたまダムの工事を行っていて、水門を全て開けて放水を行っていたので、水しぶきを上げるほど勢いよく水が流れて、この様な光景を見ることができました。
電力確保のためにダムの建設も大切ですが、水の流れが無くなった魚住の滝は岩盤の崩壊も始まっているそうなので、どうにかしてこの名瀑を残すような工夫はできないものでしょうか?
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