宮崎県の記事をひとつだけ先に載せましたが、竹田城下町へ出かけた時の記事がもうひとつ残っているのでこちらを先に載せます。
かつての名瀑だった魚住の滝を出発したら、一般道の国道57号を走って帰途につきましたが、豊後大野市千歳町まで戻ってくると、国道沿いに「千歳 特産物直売所」と看板が掲げられた建物が見えてきたのでここに車を停めました。
直売所の前には巨大なわらじを履いて、頭にはひょうたんを乗せ、左手には神酒の入ったひょうたんを持った「ひょうたん様」と呼ばれる千歳町に伝わる天下の奇祭「ひょうたん祭り」のモニュメントが建っていました。
ここへは直売所の紹介をしようと訪れましたが、店頭にはこの様な貼り紙があって、残念ながら現在は休業中のようでした。
このまま帰ろうかとも思いましたが、ここには直売所の裏手の山には摩崖仏があって、過去にこのブログで紹介したこともありますが、せっかくここまで来たのでもう一度詳しく紹介します。
ここにあるのは「大迫摩崖仏」といって、牛馬の神さとして信仰されている大日如来像です。案内板を見ると ”人々から恐れらる仏様 ゛などとも書かれていました。
さっそく急な石段を登って大迫摩崖仏へと向かいましたが、石段の両側には大日如来像と書かれた幟が何本も立てられていました。大日如来像といえば国宝の臼杵摩崖仏に代表されるように温和なお顔した石仏を想像しますよね。
石段を登り切ったところにはこの様な建物がありました。
この建物は両側が小上がりのようになった屋根だけの建物で、その奥にもうひとつ建物がありました。奥の建物に大迫摩崖仏が鎮座していて、この建物は祭礼などに使われる建物なんでしょうか?
この建物が岩窟の中に建てられている大迫摩崖仏が鎮座している覆い屋の様な建物です。
建物の横にはこの様な案内板があって、ここは奥豊後不動霊場28ヶ所の第14番大迫石仏と書かれていました。この案内板を見ても優しいお顔をした仏様(摩崖仏)を想像しますが・・・
格子の間から撮影した大迫摩崖仏はこの様な姿をしていて、温和な姿の大日如来像とは全く違う表情をしていました。
大迫摩崖仏の顔をアップで撮影したらこんな表情をしていて、優しさの光で世界を照らすといわれる大日如来とはとても思えない不気味な表情をしていますね。
大迫摩崖仏を横から撮影したらこんな感じです。
顔の部分をアップで見ると、岩肌の上にお面を被せたような感じに見えましたが、説明板によると石仏の彫られた岩がもろい性質だったので、表面に麻の繊維などを混ぜた粘土を塗って仕上げた石芯塑像(せきしんそぞう)という技法で作られているそうです。
とても恐ろしくて不気味な顔をした大迫摩崖仏ですが、足元付近を見るとこの様な可愛らしい小さな牛が座っていました(笑)
大分県には全国の摩崖仏の半数ほどがあるそうで、国宝の臼杵摩崖仏などは端正な顔立ちで優しい表情をしていますが、こちらの摩崖仏はいかにも地元の村人が手造りしたって感じがしますね。
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かつての名瀑だった魚住の滝を出発したら、一般道の国道57号を走って帰途につきましたが、豊後大野市千歳町まで戻ってくると、国道沿いに「千歳 特産物直売所」と看板が掲げられた建物が見えてきたのでここに車を停めました。
直売所の前には巨大なわらじを履いて、頭にはひょうたんを乗せ、左手には神酒の入ったひょうたんを持った「ひょうたん様」と呼ばれる千歳町に伝わる天下の奇祭「ひょうたん祭り」のモニュメントが建っていました。
ここへは直売所の紹介をしようと訪れましたが、店頭にはこの様な貼り紙があって、残念ながら現在は休業中のようでした。
このまま帰ろうかとも思いましたが、ここには直売所の裏手の山には摩崖仏があって、過去にこのブログで紹介したこともありますが、せっかくここまで来たのでもう一度詳しく紹介します。
ここにあるのは「大迫摩崖仏」といって、牛馬の神さとして信仰されている大日如来像です。案内板を見ると ”人々から恐れらる仏様 ゛などとも書かれていました。
さっそく急な石段を登って大迫摩崖仏へと向かいましたが、石段の両側には大日如来像と書かれた幟が何本も立てられていました。大日如来像といえば国宝の臼杵摩崖仏に代表されるように温和なお顔した石仏を想像しますよね。
石段を登り切ったところにはこの様な建物がありました。
この建物は両側が小上がりのようになった屋根だけの建物で、その奥にもうひとつ建物がありました。奥の建物に大迫摩崖仏が鎮座していて、この建物は祭礼などに使われる建物なんでしょうか?
この建物が岩窟の中に建てられている大迫摩崖仏が鎮座している覆い屋の様な建物です。
建物の横にはこの様な案内板があって、ここは奥豊後不動霊場28ヶ所の第14番大迫石仏と書かれていました。この案内板を見ても優しいお顔をした仏様(摩崖仏)を想像しますが・・・
格子の間から撮影した大迫摩崖仏はこの様な姿をしていて、温和な姿の大日如来像とは全く違う表情をしていました。
大迫摩崖仏の顔をアップで撮影したらこんな表情をしていて、優しさの光で世界を照らすといわれる大日如来とはとても思えない不気味な表情をしていますね。
大迫摩崖仏を横から撮影したらこんな感じです。
顔の部分をアップで見ると、岩肌の上にお面を被せたような感じに見えましたが、説明板によると石仏の彫られた岩がもろい性質だったので、表面に麻の繊維などを混ぜた粘土を塗って仕上げた石芯塑像(せきしんそぞう)という技法で作られているそうです。
とても恐ろしくて不気味な顔をした大迫摩崖仏ですが、足元付近を見るとこの様な可愛らしい小さな牛が座っていました(笑)
大分県には全国の摩崖仏の半数ほどがあるそうで、国宝の臼杵摩崖仏などは端正な顔立ちで優しい表情をしていますが、こちらの摩崖仏はいかにも地元の村人が手造りしたって感じがしますね。
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