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熊本県八代市の国際船クルーズ岸壁の「くまモンポート八代」を出発したら、九州の大動脈といわれる国道3号を北上しました。


しばらく国道3号を北上して八代郡氷川町へ入ったら、国道3号から国道443号へ右折して山の中へと進みました。国道443号は福岡県大川市まで続いている国道ですが、国道3号から分かれて数kmも走ると八代市東陽町へ入ります。画像の左端にはこのブログでも紹介した道の駅「東陽」の標識も見えています。




道の駅「東陽」の前を通り過ぎて町外れまで来ると、正面には幾重にも重なり合った山並みが見えてきました。これから向かうのはこの山並みの麓にある道の駅です。




人家もまばらな道をしばらく進むと「五家荘(ごかのしょう)」と書かれた標識が見えてきました。五家荘といえば平家の落人伝説が残る九州の秘境といわれるところなんですよね。




さらに山奥へ向かって走っていると、前方の高台に窓も無いちょっと不思議な形をした黒くて大きな建物が見えてきました。




ここが今回の旅行で最後の目的地となる熊本県八代市泉町下岳の国道443号沿いにある道の駅「秘境の郷 いずみ(泉)」です。




入口にはこの様な横断幕が掲げられていて、この道の駅は今年の4月にオープンしたばかりのピカピカの道の駅ですが、元々は1997年に観光物産館としてオープンした「ふれあいセンターいずみ」を道の駅として登録したものだそうです。




駐車場の入口から撮影した道の駅「秘境の郷 いずみ」です。この道の駅は建物の配置などが他の道の駅とはかなり異なっていて、また地形的にも周囲を山に囲まれているので、どこから撮影しても全景は撮影できないんですよね。




ここは平地もほとんど無いところなので、駐車場も建物の周りの狭いところに配置されていて、普通車が70台ほど停められるそうですが、スペース的には余裕を全く感じられませんでした。




駐車場に車を停めたらさっそくこの階段を登って物産館などが入っている建物へと向かいました。




階段を上がるとこの様な板張りの広いステージのようになっていて、その周りにコの字型に物産館などの建物が配置されていました。この板張りはグーグルマップで調べたら35m四方ほどもありました。何かのイベントにでも利用するんでしょうか?ここは平地が全く無いところなのでもったいないような気もしますね(笑)




この建物はレストラン「滋味健丈 炉丹(じみけんじょう ろたん)」です。料理は地元産の食材を使った定食、御膳などが中心のようでメニューはかなり豊富でした。




そしてこちらが物産館の「森の恵み」です。




ここにはこの様な看板も立てられていました。




物産館の入口です。




館内は裏口から一枚だけ撮影させてもらいましたが、商品は豊富で地元産にこだわっているって感じの品揃えでした。




敷地内には「五家荘のごあんない」と書かれた地図もありました。この道の駅がある旧泉村は五家荘の玄関口に位置していますが、五家荘とは単独の地名じゃなくて5つの地域の総称だそうです。五家荘は標高1300~1700mの山々や深い峡谷に囲まれれた秘境ですが、今では道路改良でアクセスも良くなっているので、平家の落人伝説が残る九州の秘境を一度は訪れてみたいものですね。
ここが熊本県で訪れた36番目の道の駅になりますが、これで熊本県の道の駅は完全制覇しました。



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